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イヤホン
2019/4/24 9:00

最新チップが決め手! 完全ワイヤレスはNUARL「NT01AX」が正解でした

ポータブルオーディオ市場でメインストリームとなりつつある完全ワイヤレスイヤホンは、まさに玉石混交。数多の新製品から本物を見極めるのは至難の業となっています。「正解」を導き出すための指針となるのが、最新Bluetoothオーディオチップ「QCC3026」の搭載。クアルコム社製の同チップは、通信性能、音質、スタミナなど、完全ワイヤレスの課題を克服させる秘密兵器なのです。

 

NUARLの「NT01AX」は、まだまだ数少ない「QCC3026」搭載モデルのひとつ。独自のチューニングや多機能化により、チップの性能を持て余すことなく完成度を高めています。いま最も「完全」に近い完全ワイヤレスイヤホンと言えそうです。

NUARL
NT01AX

実売価格1万9440円

クアルコム製の最新Bluetoothオーディオチップ「QCC3026」を採用するシリーズ最上位機。独自のアンテナテクノロジーとの併用で、高い接続安定性を実現しています。コーデックはSBC/AAC/aptXに対応。IPX4相当の耐水性能も備えています。カラーはブラックゴールドと、新色ブラックメタリック(4月26日発売)の2色。

【SPEC】●Bluetooth:ver.5.0 ●対応コーデック:aptX、AAC、SBC ●再生周波数帯域:20Hz〜20kHz ●連続再生:最大約10時間 ●ケースフル充電時再生:最大35時間 ●充電:約1.5時間 ●サイズ:W26.0×H25.2×D28.2mm(イヤホン片側)●質量:約5g(片側)

 

↑新色のブラックメタリック

 

↑耳に収まりやすい適度なサイズと形状。操作ボタンは上面に配置されており、耳を圧迫しにくくなっています

 

【プロが徹底チェック】

オーディオ評論家/野村ケンジさん

「クリアで聴き心地の良いサウンドチューニングが見事」

最新チップの搭載により、バッテリー性能と接続安定性はいずれも高水準。それだけでなく、クリアで見通しが良く、豊かな聴き心地のサウンドチューニングも見事です。市場でも頭ひとつ抜けている、文句なしの完成度を誇ります。(野村さん)

↑音響特許技術「HDSS」を採用。従来イヤホンの頭内定位と一線を画す、広がりのあるクリアな音を実現する

 

e☆イヤホン 秋葉原店 店長/ばらまつさん

「通勤からランニングまで途切れずに幅広く使える」

より密着感のあるSpinFit社製の完全ワイヤレス専用イヤーピースが3サイズ付属し、どんなユーザーでも装着感を変えて楽しめるのが魅力。人が多い場所でも、激しい動きをしても途切れないため、通勤からランニングまで幅広く使えます。(ばらまつさん)

↑イヤーピースはシリコン製(左)とSpinFit社製(右)が各3サイズ付属。耳型やシーンで使い分けられる

 

GetNavi本誌オーディオ担当/川内一史

「長時間再生や急速充電などバッテリー性能がピカイチ!」

イヤホンのみで最大10時間の長時間再生や、約15分間の充電で約2時間再生できるクイックチャージ、ケースの省電力機能など、使い勝手の良さが光ります。ケースからイヤホンを取り出すとすぐに起動・再接続するのも便利でした。(川内)

↑イヤホンだけで約10時間、ケース併用で約35時間の再生に対応します。デバイスとの接続も非常にスムーズ

 

撮影/高原マサキ(TK.c)