キングジムは、世界72言語を翻訳し、ホテルや観光施設などの窓口業務で使用できる2台1組の対話型翻訳機「ワールドスピーク(HYK100)」を7月19日に発売。価格は14万8000円(2台セット・税別)です。
ワールドスピークは、向かい合って対話しながら使用できる据え置きタイプの翻訳機。会話ボタンを押しながら本体に向かって話しかけると、ペアリングしたもう1台の端末に、翻訳結果が瞬時にテキストで表示されると同時に、音声で読み上げられます。各端末の画面には、翻訳されたテキストが会話順に表示されるため、より円滑にコミュニケーションが取れます。
言語に合わせて、複数の翻訳エンジンの中から自動で選択し、高精度な翻訳を行います。
通信方法は無線LAN、または有線LANから選択でき、使用する場に応じた通信環境で使用可能。内蔵マイクはノイズキャンセリング機能付きで、周りが多少騒々しくても大丈夫。商業施設やホテルのロビーなど、環境騒音がある場所でもスムーズな翻訳が可能です。
操作方法を見ていきましょう。
一般的な法人契約の翻訳機は、月額費用や数年単位での更新費用が発生するのが主流。ところが、この「ワールドスピーク」は本体の購入費以外、以降のランニングコストがかからないというから、うれしいですね。
【スペック】
●使用環境:オンライン、オフライン●翻訳言語:72言語対応●翻訳機能:双方向●本体サイズ:約W202×H170×D80mm●質量:約680g(1台)●カラー:シルバー