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2019/9/21 19:00

あおり運転や事故から愛車と乗員を守る! 厳選カーセキュリティグッズ5選

車上荒らしや車両の盗難など、クルマにまつわる犯罪も近年手口が巧妙化しています。そんな新手のトラブルにも対応できる、カーセキュリティグッズを厳選して紹介しましょう。

 

【私が選びました】

GetNavi本誌副編集長

川内一史

生後4か月の息子を持つ35歳。運転中も駐車中もトラブルに巻き込まれないよう、細心の注意を払っています。

 

<トラブル全般の対策>

ドラレコといえば、運転中に受けた煽り運転や事故、当て逃げなどの被害を証拠として残せるのが最大の魅力。しかし、衝撃を検知した瞬間を記録できる機能は、駐車中の防犯対策にも有効です。

 

【その1/全天球ドライブレコーダー】

側面衝突にも対応する720度全方位対応ドラレコ

ユピテル

Q-03

実売価格5万500円

ひとつのボディに2つのカメラを搭載し、上下前後左右を録画できます。別売りの駐車記録用オプションを接続すると、駐車中も最大約12時間記録が可能。衝撃を検知した場合は、上書きされないよう専用フォルダに記録されます。

 

↑一台で720度全方位を同時に記録できるから、安心して運転が可能。「STARVIS」技術採用の高感度CMOSセンサーを搭載し、夜間で明かりの乏しい道でもクリアな映像を録画できます

 

【その2/2カメラドライブレコーダー】

クルマの前後の映像をフルハイビジョンで記録

ケンウッド

DRV-MR740

実売価格3万6600円

フロントとリアに取り付け、前後を同時に記録できるドラレコ。メインユニットはルームミラー裏に収まる小型設計です。別売りの車載電源ケーブルを使えば、駐車中の監視・録画も可能。衝撃や動体を検知すると最長24時間監視を行います。

 

↑1080pで録画するから、ナンバーも鮮明に確認可能。HDRに対応し、トンネルの出入り口など明暗差の大きな環境でも見やすい映像を録画できます

 

<リレーアタック対策>

スマートキーが発する微弱な電波を増幅して、ドアのロックを解除し、エンジンを始動させる新手口「リレーアタック」。それを防止するためには、電波を遮断するポーチやケースにキーをしまう必要があります。

 

【その3/電波遮断ポーチ】

新手口に打ち勝つスマートキーポーチ

M’z SPEED

リレーアタックガードポーチⅡ

1382円~

スマートキーからの電波をシャットアウトするポーチ。カーボンファイバーやドイツレザー、岡山デニム、イタリアンレザーなど様々な素材を使用した7種のラインナップを用意します。サイズはいずれもW80×H125mm。

 

<盗難対策>

泥棒は音と光が苦手。クルマの盗難を防止するなら、窓ガラスを割ろうとする衝撃や、不正にドアを開けられるなどの異常事態に反応して、大きな音やまぶしい光を発するセンサーを導入しましょう。

 

【その4/盗難防止センサー】

大音量と高輝度LEDでクルマ泥棒を撃退!

ユピテル

VE-S300

実売価格9800円

OBDコネクタに接続して使用。車体への衝撃や傾斜などの異変を検知したら、本体から90dBの大音量サイレンが鳴ります。さらに、高輝度LEDによる青い光をフラッシュして、周囲の注意を喚起します。クルマへのいたずら防止にも有効。

 

<イモビカッター対策>

電子制御でクルマの盗難を防止する、イモビライザーの無効化機器「イモビカッター」を利用した犯罪が横行しています。整備用のコネクタを悪用するこの手口を封じるには、物理的に穴を塞いでしまえばいいでしょう。

 

【その5/OBDロック】

専用キーを採用し強固なロックを実現!

コムテック

OBDL-110

実売価格1万504円

整備用の「OBDII」コネクタに取り付けてイモビカッターを防止。挿入してロックするだけの簡単な手順でコネクタを封じられます。開閉には専用キーを利用し、紛失すると本体を取り外せなくなるので注意。対応車種はHPで確認できます。

 

文/星 政明、柚木安津、保谷恵那(本誌)

撮影/我妻慶一