幻冬舎の「カタカナーシ」は、カタカナを一切使わずにプレイヤーにワードを説明するパーティーグッズです。今年の10月に放送された「バナナマンのドライブスリー」で、中村倫也がチャレンジして話題になっていました。ルールや仕組みなどに注目しつつ、実際にレビューしていきます。
バナナマンと中村倫也が盛り上がった「カタカナーシ」(幻冬舎)
カラフルなパッケージがなんとも可愛らしい同商品。フタを開けると、裏面に1~6までの数字が記載された2束のカードが入っています。カードの表にはカタカナで書かれたワードが6つ並んでいて、どれも日常で使っている単語ばかり。カードの大きさは、約8.8(縦)×6.3cm(横)ほどのコンパクトなサイズ感です。
ゲームを始める準備として、まずはカードを全てシャッフルして裏向きのまま山札にします。じゃんけんなどで順番を決めたら、最初のプレイヤーは他の人に見られないように山札からカードを1枚引きます。手札にしたカードには、1~6までの数字とカタカナのワードがふられています。
試しに引いてみたカードには、「イベント」「コンテスト」「トークショー」「セミナー」「キャンペーン」「サービス」という言葉が1~6の順番に並んでいました。次の山札の数字が「4」だったので、4番目の「セミナー」がお題となります。あとはスタートしたプレイヤーがカタカナを使わず、他のプレイヤーにお題を伝えるだけ。
例えば「セミナー」の場合、「教育方法の1つで、先生のもとに学生が集まって行う演習」などとカタカナを使わずにお題を他のプレイヤーへ伝達。簡単そうに見えますが意外と難しく、苦戦するかもしれません。
他のプレイヤーが正解できたら、お題のカードはスタートプレイヤーの持ち札に。お題に正解した人も、山札からカードを引いて自分の持ち札にすることができます。今度は先程正解した人がスタートプレイヤーになり、再びカードを引いてゲームを開始。持ち札が1枚につき1点で換算されて、全部で10点集めた人が勝者となってゲーム終了です。1つのお題で1回しか答えられませんが、回答するタイミングはいつでもOK!
他のプレイヤーはお題を答えるだけでなく、カタカナを使っていないかもチェックしましょう。もしもカタカナを使用した時に指摘すれば、スタートプレイヤーの手札が自分の持ち札になります。
同商品にはカタカナが書かれたカード以外に“イベントカード”も入っています。“ラップ風に”や“濁音・半濁音なし”などの縛りがプラスされて、お題の難易度がアップ。どれも面白い制限ばかりなので、さらにゲームが盛り上がりますよ。
実際に購入した人からは、「説明するのが意外と難しくて盛り上がる」「プレイヤーが多いほど楽しい!」「今までプレイしたカードゲームで一番面白いかも」といった声が寄せられていました。中村倫也が大盛り上がりした同商品で、カタカナを使わずにお題を説明してみてはいかが?
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