文房具
手帳
2019/12/24 19:30

発売10周年を迎えるロングセラー!タスク管理に特化した超有能手帳「yPad10」

【ド腐れ文具野郎 古川 耕 の文房具でモテるための100の方法】

No.93

朝日新聞出版
yPad10
1500円(税別)

2週間のタイムスケジュールや仕事の流れを見渡せる独自フォーマット。iPad(10.2インチ)と同じ大きさながらも約300gと、サイズのわりに軽く持ち運びしやすい。2020年から2023年までのカレンダーに加え、紙のサイズ表や文字のフォント表など、デザインの仕事をしている人に役立つ付録が付いている。

 

タスク管理に特化した横長手帳で2020年こそモテる

手帳難民の皆さん、来年の手帳はもうお決まりでしょうか。2019年の手帳がいまいちしっくりこなかった、とモヤモヤしている貴方にこそ、2020年に試してほしい手帳があります。それがデザイナー兼イラストレーターの寄藤文平さんが考案した「yPad10」。タスク管理に特化した、実は発売10周年を迎えるロングセラー手帳なんです。

 

その最大の特徴は、見開き幅約50㎝というワイドなスペースを持っていること。使い方は、まず左ページにあるタテ2週間ぶんの空白の日付欄に、自分で日付を埋めながらスケジュールを書き込んでいきます。そして右ページには左ページと繋がったジョブ・タスクチャートがあり、複数の日程にまたがる案件の進行予定をタテに書き込んでいきます。

 

こうすることで左ページで日々の予定を確認しつつ、右ページで大小複数のタスクの進み具合を一望できるわけです。プロジェクトが大きく複雑になるほど、自由度が高く、進行具合をビジュアル的に把握できるアナログ手帳の強みが生きてきます。また、日付を自分で書く仕様のため、プロジェクトが新規に立ち上がるたびに新しい見開きに移るという使い方も可能。

 

日常の予定はスマホに任せ、大きなプロジェクトはこの手帳で仕切ります。デジアナ棲み分け手帳術の最新形かと。

 

↑左ページ(上)には2週間分のスケジュールを、右ページ(下)には複数の日程にまたがるタスクの進捗を記入し管理できる。日付記入式なので、年始に限らず、いつからでも始められる。
↑左ページ(上)には2週間分のスケジュールを、右ページ(下)には複数の日程にまたがるタスクの進捗を記入し、管理できる。日付記入式なので、年始に限らず、いつからでも始められる

 

「ド腐れ文具野郎 古川 耕 の文房具でモテるための100の方法」バックナンバー
https://getnavi.jp/author/koh-furukawa/