グルメ
2015/7/7 8:00

福井県民のソウルフード!? 一升瓶に入ったもみわかめ

 

朝の連ドラや新幹線の開通で、ここ最近何かと話題の北陸地方ですが、連ドラの舞台は石川と横浜、新幹線も石川の金沢止まり。でも北陸地方にはほかに外せない県がありますよね?  何を言っているのか分からないですって?  ほら、あるじゃないですか、福井県が! お米のブランド、コシヒカリと言えば新潟県産がよく知られていますが、実は最初に開発したのが、福井なんですよ。福井と言えばキレイな日本海に面している事でも有名で、越前カニや焼サバ、小鯛のささ漬けといった海の幸が豊富ですね。そんなもう忘れようもない福井県。今回皆さんに紹介するのは、その福井県民のソウルフード、「もみわかめ」です。

 

「職人が一本いっぽん苦労して詰めました。」(メーカーHPより)

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今回紹介する「もみわかめ」は、福井県の東尋坊近海の最良品の天然生わかめを天日で干して、手でもみほぐした天然自然食品。昭和の初期頃、「粉わかめ」という名で地元だけで消費されていたモノを、商品化して売り出したのが「もみわかめ」なのです。その後「もみわかめ」は、福井県優良観光土産品推奨品に認定され、福井県名産特産品として定着したのです。それにしても、わかめの一升瓶詰めとは、なかなかパンチ力のあるビジュアルです。「詰めるの大変そうだな~」と思ったら、メーカーである波屋さんのHPにも「職人が一本いっぽん苦労して詰めました。」とありました。ご苦労様です。

 

卵かけご飯の味が磯の香りでパワーアップ!

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「もみわかめ」は何かにかけて食べるのが基本。そこでまずは卵かけごはんにパラパラっとふりかけてみます。そうしたらパリパリだった「もみわかめ」が卵の水分を吸ってしっとり感がでてきます。早速ひと口頂くと、「ウマ~♡ 」ただでさえ濃厚な卵の味に磯の香りが加わり、さらにパンチの効いた味へとレベルアップ。しっとりになったわかめの歯触りと塩気もアクセントになり、もう病みつきです!

 

磯×磯のダブルコンボでパスタをパーフェクトKO!

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家庭で味わうパスタ料理の鉄板と言えば、タラコのパスタ。これにも「もみわかめ」をパラパラっとふりかけてみましょう。「もみわかめ」自体にも塩気があるので、タラコペーストは気持ち少なめにパスタと和えるのがミソ。するとなんと言うことでしょう! タラコの濃厚な味わいに、東尋坊の荒波で育ったわかめの野趣溢れる磯の香りが加わり、これもまた重厚な味わいに。日本人に生まれて良かった~(涙)。か~ちゃ~ん(涙)。

 

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ショップ情報

株式会社 波屋

℡:0776-82-3738

住所:福井県坂井市三国町北本町3-3-44

営業時間:午前8:30~19:30(日曜 午前10:00~17:30)

定休日:なし

もみわかめ、1升瓶は6200円。