ただ小さいだけではなくなった最新のミラーレス一眼。自撮りにも便利な立ち上げ式チルト液晶はもはや必須条件になっています。この記事は、それを搭載したミラーレス3機をピックアップ。画質面やAF性能、基本的な操作性など、カメラとしての作りこみにも要注目です!
オートでも解像感の高い描写でとにかく手軽に撮れる
パナソニック
LUMIX GF7
実売価格7万5380円
液晶モニターが正面まで180°立ち上がるうえ、本体左右にシャッターボタンを装備した自撮りに便利な一台。タッチパネルは、ピント合わせやシャッターが切れる設計で、初心者でも扱いやすく、レンズは薄型の沈胴式で持ち運びやすくなっています。
SPEC
●画素数:約1600万画素
●撮影素子:4/3型LiveMOS
●ISO:200-25600
●連写:約5.8コマ/秒
●液晶モニター:3.0型・約104万ドット
●キットレンズ:12-32㎜F3.5-5.6
●対応メディア:SDXCメモリーカードほか
●サイズ/質量(ボディ):約W106.5×H64.6×D33.3㎜/約266g
撮影画像をチェック!
↑ISO6400の高感度時には、クリアさがやや薄れますがノイズも少なめ。コンデジでは得られない解像感を実現しています
レンズの実力が十分で、きめ細かい描写が可能
富士フイルム
FUJIFILM X-A2
実売価格6万1220円(レンズキット)
クラシカルなデザインで自撮りもできるチルト液晶搭載の入門モデル。標準ズームレンズは、レンズ前約7㎝までピント合わせが可能で小物撮影などで活躍します。画質面は、フイルムメーカーらしい色鮮やかな絵作りが特徴です。
SPEC
●画素数:約1630万画素
●撮影素子:APS-C
●ISO:200-6400
●連写:約5.6コマ/秒
●液晶モニター:3.0型・約92万ドット
●キットレンズ:16-50㎜F3.5-5.6
●対応メディア:SDXCメモリーカードほか
●サイズ/質量(ボディ):約W116.9×H66.5×D40.4㎜/約350g
撮影画像をチェック!
↑ISO6400の高感度時でもノイズはごく少なく、発色もクリア。シャープさもほぼ失われておらず描写がきめ細かく行えています
ホールド性の高い形状で操作がしやすい
キヤノン
EOS M3
実売価格7万2390円(レンズキット)
先代機に比べ、AFを最大で3.8倍も高速化させたモデル。操作感の良いモードダイヤルを備え、上下チルト式の液晶はタッチ操作にも対応しています。ボディサイズをアップさせ、グリップを備えたことでホールド性が向上しました。
SPEC
●画素数:約2420万画素
●撮影素子:APS-C
●ISO:100-12800
●連写:約4.2コマ/秒
●液晶モニター:ワイド3.0型・約104万ドット
●キットレンズ:18-55㎜F3.5-5.6
●対応メディア:SDXCメモリーカードほか
●サイズ/質量(ボディ):約W110.9×H68.0×D44.4㎜/約366g
撮影画像をチェック!
↑高感度撮影時、ISO6400ではややノイズが発生。しかしベースとなる解像度が高く、粒子がとても細かいために目立ちにくくなっています。
最近のミラーレス一眼に求めたいのは、モード変更などが容易で使いやすい「優れた操作性」と、“一眼”だからこそ実現できる「良好な画質」の2大要素。どちらが欠けても時代遅れなのです。ここで紹介した4台はこの2項目で高い能力を持つ特にオススメなラインナップですが自分でミラーレスを選ぶ際も、これらに注目してベストな1台を選びましょう!
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