「家電大賞」は、トレンド情報誌「GetNavi」と白物家電専門ニュースサイト「家電 Watch」による年に1度の家電アワード。両媒体の読者投票のみで大賞が決まるのが特徴です。今回で5回目となる「家電大賞2019」(投票期間:2019年11月22日~2020年1月6日)は、前回の約2倍にあたる2万人以上の投票を集め、全103のノミネートのなかからグランプリと12の部門賞(特別賞含む14部門)が決定! 以下で受賞した製品を一気に紹介していきましょう!
<総合グランプリ>
■LGエレクトロニクス「LG SIGNATURE InstaView Door-in-Door 冷蔵庫」
「家電大賞2019」のグランプリに輝いたのは、LGエレクトロニクスの「LG SIGNATURE InstaView Door-in-Door 冷蔵庫」。本機は676Lの大容量冷蔵庫で、冷蔵室の右ドアのガラス扉「InstaViewDoor-in-Door」(インスタビュー・ドアインドア)を軽く2回ノックすると透明になり、庫内が見える斬新な機能を備えています。その先進性と使いやすさに配慮した細部のこだわり、上質なデザインなどが高く評価され、多くの読者に支持されました。
なお、各部門賞は以下の製品となります。
<冷蔵庫部門 金賞>
LGエレクトロニクス「LG SIGNATURE InstaView Door-in-Door 冷蔵庫」
<洗濯機部門 金賞>
■パナソニック「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900A L/R」
<エアコン部門 金賞>
■富士通ゼネラル「ノクリア Xシリーズ」
<空気清浄機部門 金賞>
■バルミューダ「BALMUDA The Pure」
<加湿器&除湿機部門 金賞>
■パナソニック「ハイブリッド方式 衣類乾燥除湿機 F-YHSX120」
<掃除機部門 金賞>
■ダイソン「Dyson V11 コードレスクリーナー」
<ロボット掃除機部門 金賞>
■アイロボット「ルンバ i7+」
<キッチン家電部門 金賞>
■タイガー魔法瓶「土鍋圧力IH炊飯ジャー <炊きたて>土鍋ご泡火炊き JPG-S100」
<健康家電&美容家電 金賞>
■シャープ「プラズマクラスタードレープフロードライヤー IB-WX1」
<テレビ部門 金賞>
■ソニー「ブラビア A9Gシリーズ」
<IoTホームセキュリティ部門 金賞>
■YKK AP「戸締り安心システム ミモット」
<SDGs部門 金賞>
■ダイキン工業「環境負荷の少ない冷媒を用いた空調機の製造等に関する特許を全世界へ無償開放」
<GetNavi賞>
ケルヒャー「フロアクリーナー FC 3d」
<家電 Watch賞>
ボッシュ「コードレスクリーナー Unlimited」
【総評】
冷蔵庫のグランプリ受賞は、読者が革新性を重視した結果
アイロボットのルンバは、今回の金賞受賞でロボット掃除機部門で5年連続のトップに、ダイソンのコードレス掃除機は掃除機部門で3年連続のトップに立ちました。両ブランドが部門賞で相変わらずの強さを見せるなか、大きな驚きを与えたのが、LGエレクトロニクス「LG SIGNATURE InstaView Door-in-Door 冷蔵庫」のグランプリ受賞です。
過去4回の家電大賞では調理家電と掃除機が交互にグランプリを獲得するなかで、冷蔵庫の受賞はまさに快挙。これは、いままで以上に投票者が「新しさ」や「驚き」を重視して投票した結果でしょう。グランプリの「LG SIGNATURE InstaView Door-in-Door 冷蔵庫」は、ノックするとガラス扉が透明になり、足元のセンサーに足をかざすとドアが自動で開くなど、いままでにない斬新な機能が特徴。洗濯機部門のパナソニック「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900A L/R」(洗剤を自動で投入しスマホとも連携)やエアコン部門の「ノクリア Xシリーズ」(スマホと連携しAIが学習して快適な環境を提供)、健康家電&美容家電のシャープ「プラズマクラスタードレープフロードライヤー IB-WX1」(髪との距離に応じて風の温度をコントロール)など、先進的なモデルが受賞したことからも、その傾向の強さがわかります。革新と驚きに満ちた「2019家電大賞」の受賞作、みなさんもぜひ注目してみてください。
【歴代グランプリ】
バルミューダ「BALMUDA The Toaster」(2015年)、ダイソン「Dyson V8 Fluffy」(2016年)、パナソニック「ロティサリーグリル&スモーク NB-RDX100」(2017年)、アイロボット「ルンバ e5」(2018年)