今春のコーヒートレンドのひとつがラテです。顕著なのがペットボトルコーヒーで、「ジョージア ラテニスタ」や「アサヒ『PLANT TIME』ソイラテ」などの新ブランドも誕生。ただ、家で過ごす時間が増えていることで個人的に注目しているのが、3月1日に新発売された粉末タイプのラテ「スターバックス® プレミアム ミックス」です。
エスプレッソマシンで淹れたような泡が絶品
注目すべきポイントは、全国の主要なスーパーマーケットで取り扱っていること。2020年4月現在、「スターバックス コーヒー」は臨時休業している店舗がありますが、本商品はもともと小売店とオンライン向けで、スターバックス店舗では販売していません。
ミルクがなくても、お湯だけで本格ラテを楽しめるとはうれしいじゃないですか。1種類ごとの味の感想とともに、特徴を伝えていきましょう。まずはカフェラテから。
作り方は、85℃のお湯を180ml注ぐだけと簡単。スプーンでかき混ぜると、エスプレッソマシンで淹れたようなふんわり系のクレマ(泡)が上部に層をつくります。
パウダー自体が細かいので、ダマになりづらくて快適な混ぜ心地。しっかり混ぜたら、まずはそのままスプーンで泡をすくって味わいましょう。
コーヒーはスターバックスのカフェと同様、高品質なアラビカ豆を使っているとのこと。このカフェラテは、その上品な苦みにミルクのまろやかなフレーバーが加わったクリーミーなおいしさ。砂糖は控えめで、自然な甘さに仕上がっています。
スイーツのように楽しむこともできる
次は抹茶ラテ。抹茶はフラペチーノをはじめスターバックスでは人気のフレーバーですが、粉末タイプではどんな味なのか、気になります。
これもいいですね。抹茶の青々しい苦味と渋味が、マイルドなミルクフォームとひとつになっていて、満足度の高い飲みごたえ。甘味はカフェラテより強めで、スイーツ的な要素も感じます。
そしてカフェモカもトライ。こちらはアラビカ豆を使用したコーヒーに、ココアパウダーなどをブレンドした商品。とろけるようなチョコレートの甘さが特徴です。
ココアの風味と豊かな甘さがありながら、コーヒーのビター感もしっかり。テクスチャーはサラっとしていて、チョコレートドリンクではなくあくまでコーヒーのおいしさを生かしたカフェモカであるということがわかります。甘さでリフレッシュしたいときにオススメだと思いました。
そして最後はキャラメルラテ。ベースはコーヒーで、豆はほかと同じくアラビカ種が採用されています。
甘さはカフェモカと同じぐらいですが、ビターさが控えめなぶんキャラメルの甘やかなフレーバーが豊かで、香りの甘さはそれ以上かも。パッケージの写真にはキャラメルソースのあしらいが描かれていますが、ソースがなくても十分な完成度です。
コロナ禍のなかで、仕事を家でしている人も少なくないはず。ふだんはリーズナブルなインスタントコーヒーだけど、たまには贅沢な一杯を飲みたい人にはぜひ試していただきたい一品です。お店で見かけたら、ぜひチェックしてみてください。
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