ライフスタイル
2016/7/13 19:00

女性には逃げ道を与え続けろ! ノンスタイル井上裕介が語る「モテの極意」とは?【オリジナルインタビュー】

もともとは“ブサイクなのに、ナルシスト”キャラで認知されていたNON STYLE井上裕介さん。ところが、昨今はそのスーパーポジティブな言動や、Twitterで絡んでくる人への神対応により、いつの間にか「真のイケメン」と評価が高まっています。しかも、「狙った女性は8〜9割落としてきた」とのこと。イケメンは黙っていてもモテるかもしれないが、一般人こそ井上さんに学ぶべき。ということで、GetNavi webではご本人に直接、モテの極意を聞いてきました!

 

 

狙った女性は8〜9割落としてきた

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——井上さんは、最近、モテていますか?

井上 最近、仕事ばっかりしてるんですよ。女の子と飲んだりもしてませんし。

——そもそも、井上さんの考える「モテ」とは?

井上 好きな人から好かれることが一番のモテだと思いますよ。今は彼女がいないので、モテてないってことなんでしょうね。

——それでも、「狙った女性は8〜9割落としてきた」という実績はすごいです。

井上 いやでも、期限を決めずにという条件付きですよ。落とすまでに何年もかけた人もいますし。でも、付き合いたい人とはほぼ付き合えましたね。やみくもにアタックするわけでもなくて、「この人は行ってもムダだな」というときは行かないですし。

——その判断はどうやってするんですか?

井上 しゃべってて、「あ、この人は興味がないんだろうな」という人の場合は引きます。理屈じゃなくて、感覚ですね。「あ、この人には響いてないな」という空気でわかりますよ。

 

実は「質問で終わるメール」は重すぎる

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——では、次に狙った人を落とす方法を教えていただきたいと思います。まずは、アプローチの方法から。

井上 やり方は、いつも決まっていますね。メールをして、ご飯を食べに行こうって誘って。ご飯食べてるときは、「一緒におるのが楽しい」と思ってもらえるようにひたすら喋って、次の約束をして、というルートです。ただ、デートで遊園地に行くのか、映画に行くのか、どの店にするのかは、相手によって変えますね。

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——最初のアプローチはメールとのことですが、メールのコツはありますか?

井上 文章だけだと言葉のトーンや感情が伝わらないので、絵文字はいっぱい使うようにしていますね。文字で埋め尽くされていても読みにくいから、読みやすいように改行もよく使います。あとは、最後に女性が断りやすい一言を添えますね。

「おはよう

(一行空け)

いつ空いてる?

(二行空け)

 

仕事忙しかったら無理しないで断ってくれていいからね」

みたいに。

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——「質問で終わるのが鉄則」という教えもありますが。

井上 質問で終わると、相手にとっては、「返信しなきゃ」という義務感を押し付けられてる感じがして、重いでしょ。質問がなくてもメールを返してくれるなら、少しでも僕に好意があるってことだと思うし。

 

関係を切られぬように相手の逃げ道を用意しておく

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——常に相手の立場に立って考えているんですね。

井上 相手が嫌がることをしたくないんです。断られたときに「なんで?」「俺のこと嫌いなん?」って理由や答えを求めると、相手の逃げ道を塞ぐことになるから、窮屈ですよね。すると、相手にしたら関係を切るか、切らないかの選択になってしまう。だから、相手に逃げ道を与え続けるんです。そうすれば、こっちも追いかけ続けることができるんで。

——ちなみに、もし断られた場合、何回誘いますか?

井上 2〜3回ですね。それ以上断られたら、脈がないと思うから、誘わないかなー。

 

言葉の端々で好意を伝えることが重要

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——次に、相手との食事が実現したとして。相手とのトークでは、どこに気をつけていますか?

井上 一方的にしゃべるんじゃなくて、会話のラリーが延々と続くように頑張ります。あと、気をつけなきゃいけないのは、ただの「楽しい男ともだち」にならないこと。そう思われないように、言葉の端々で好意は伝えますね。例えば、「かわいいなあ」「タイプやわ」とか。

——褒め方は、相手によって変えますか?

井上 僕は変えてないです。変えると絶対にボロ出るし。素直に思ったことを口に出すだけです。口説き方も同じで、基本は変えません。例えば、女性の口説き方がA~Zまでアルファベットの数だけあるとして。それをうまく使い分ける人もおるかもしれんけど、僕は得意なAパターンだけで行く。そのほうがAの経験値が高くなって、勝率が上がると思うんです。あと、Aパターンにハマってくれる人を探すほうがラクなんじゃないかなという考え方ですね。

 

 

「神対応」と言われるけど神様はもっとすごい

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——井上さんは、周囲から「優しい」とよくいわれるそうですね。

井上 どうなんでしょう。ただ、先日サイバーエージェントの「Abema.tv」の番組の収録に行ったら、サイバーの女性社員さんがスタッフにいて、「井上さんって本当に神対応ですね。優しいですね」って言われました。「いや、俺、普通やし。優しくしようとも思ってないし」って言ったら、「芸能人の方ってそういう人、いないんですよ」って言われて。自分にとっては当たり前のことを自然にやってるだけやから、よくわかんないんです。

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——具体的にどんなことをやると「優しい」と言われるんですか?

井上 ベタですけど、ドアを開けてあげる、エレベーターに乗ったら開くボタンを押す、飲み会でグラスが空の人には頼んであげる。人に何かをしたいんでしょうね。子どものころから「女の子には優しくしなさい」と、母親から言われてましたから、その影響かもしれません。どんな人にも、同じ優しさで接するというのもあるかもしれませんね。美人にも、美人じゃない人にも、先輩にも後輩にも、まったく同じ優しさで接しますから。

——それを神対応と言われることに対してどう思いますか?

井上 神対応なんかしてないですし、神様ってもっとすごいと思います。俺は、困っている人がいたら優しくするとか、最低限のことをしているだけで。

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——ちなみに、女の子に対してイラッとすることはあるんですか?

井上 それはありますよ。僕も聖人君子ではないですから。

——そんなときはどうされますか?

井上 要因によりますよね。例えば、浮気されたら、直接やりとりしますし。彼女の言動でイラッとしたら、後輩と飲んで、後輩にストレスをぶつけてリフレッシュします(笑)。あと、俺の先輩の前で女の子のマナーが悪かったら、後で注意しますね。

 

「やるか」「やらないか」ならやったほうがずっといい

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——ブサイク芸人とされていますが、ご自分のルックスをどう評価してますか?

井上 ブサイクとも男前だとも思ってないです。ただ、恋愛において、男前に負けるとは思ってない。女性を振り向かせるのは、顔だけじゃないですから。例えば、向井 理さんはパーフェクトな男前ですけど、向井さんよりも俺のことを好きな女の人は、100人中1人は絶対にいる。

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——でも、確率は低いですよね。自分を好きな人に出会うコツはありますか?

井上 向井さんのような男前の100倍動くしかないですよね。当たり前のことですが、面倒くさがらずに出会いのある場所に行くこと。僕は結果が同じでも、「やるか」「やらないか」なら、やったほうがいいと思っているんです。ずっと部屋の中に居るよりも、ひとまわり散歩して帰ってくるほうがずっといい。例えば、僕はM-1グランプリの前には、お笑いのDVDを見まくったり、ライブも見に行ったりしてものすごく研究したんですけど、結局そういうところは評価されなかった。でも、気ままにやっていたツイッターとか、思いもよらないところで評価されました。それでも、努力した過程はどこかに生きている。ツイッターの評価も、こうした過程があってこそだと思うんです。

 

好きな人ができたときのために「恋の防災訓練」を!

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——「自分が傷つきたくない。だから動かない」と恋愛を敬遠している男子も多いようです。最後に、そんな男子にアドバイスを。

井上 無理に恋愛をしろとは言いません。でも、絶対に人を好きになるときが来る。火事になってから、いざとなったときに消火器の使い方がわからないんじゃ、困りますよね。それと同じように、いざ本当に好きな人ができたとき、何にもでないんじゃ、悔しいじゃないですか。そのときのために、自分を磨いて、自分を輝かせておきましょう、常に恋の防災訓練はしておきましょうよ、ということです。

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さすがは「性格イケメン」と呼ばれる井上さん。「逃げ道を与え続ける」「得意なAパターンだけで行く」「恋の防災訓練」など、恋に役立つ名言が連発でしたね。みなさんも井上さんの教えを参考に、「その時」に備えてしっかり「防災訓練」をしておきましょう!