Googleがスポンサーをつとめる人類初の月面ロボット探査レース「Google Lunar XPRIZE」は、賞金総額は3000万ドル(約3億円)のビッグプロジェクト。この大イベントに、日本からは、民間で宇宙開発を目指している「HAKUTO」が参加を表明しています。また、ロボットとの通信部門はauが担当しており、HAKUTOとauによる二人三脚で、「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」プロジェクトを推進しています。
そのプロジェクトのアンバサダーとして、人気マンガ「宇宙兄弟」(作者の小山宙哉氏と、編集者の佐渡島庸平氏も就任)とミュージシャンの「サカナクション」、それにauの三太郎シリーズのCMにかぐや姫役で活躍している有村架純さん、星空博士の称号を持っている篠原ともえさんが就任しました。
Google Lunar XPRIZEとは?
Google Lunar XPRIZEは、月面に純民間開発のロボットを着陸させ、着地点から月面車ローバーで500メートル以上移動し、高解像度の動画や静止画のデータを地球に送信する、といった条件をクリアしたチームに賞金が贈られるというもの。月面上は砂や岩などに覆われ、大気がないので昼は100度、夜はマイナス150度と過酷な環境のため、条件をクリアするには高い技術力が求められます。
HAKUTOのローバーは、打ち上げや宇宙環境に耐えうる構造や設計を組み込んだ「プリフライトモデル1」が完成しており、数々の試験により宇宙環境に耐えうることが証明済み。すでにGoogle Lunar XPRIZEの参加チームのなかで、技術が進んでいるチームに贈られる「Google Lunar XPRIZEモビリティサブシステム中間賞」も獲得しています。この賞は参加チームの中から5チームにのみ与えられているので、HAKUTOが優勝候補のひとつであることがわかります。
月面でのミッションは当然のごとく、地球からの遠隔操作となるので、もうひとつのカギとなるのが通信。HAKUTOは地上のモバイルデータ通信に使われている周波数帯を採用することを検討しており、この点において、無線技術をauがサポートしています。
レースの期限は2016年末となっているので、今後まだまだ開発が必要になっていくとのこと。チームを応援をしたいという人のためにサポーターも募集しており、auかんたん決済を利用して簡単に登録も行えます。サポーターになると、会員カードやイベント優待、先行情報、ステッカーなどがもらえます。CREW会員は、さらにレプリカユニフォームや特別イベントへの招待などの特典付き。興味がある人は是非、応援してあげてください!
「HAKUTO SUPPOTER CLUB」
CREW会員 入会金1万円
SUPPORTER会員 入会金1000円
登壇者の願い事は
最後に、七夕にちなんで、アンバサダーの方々が短冊に願いごとを書いて披露してくれました。
↑有村架純さんのお願い。かぐや姫らしい内容です
【URL】
プロジェクト公式ページ http://au-hakuto.jp/glxp/