家庭用ビデオカメラも4K撮影対応機が登場していますが、売れ筋はやっぱりフルHDモデル。最近の機種には、ユニークな新機能を搭載した個性派モデルもあり、使いやすさと楽しい機能を両立するモデルが人気になっています。
今回は、上位機の機能を受け継ぎ、価格以上の性能を備えている5~7万円クラスのフルHDビデオカメラを4機種紹介します。
手ブレ補正機能の実力は他モデルを圧倒!
ソニー
ハンディカム HDR-PJ670
広角から望遠まで、撮影時に強力な効果を発揮する「空間光学手ブレ補正」を搭載。広角端は26.8㎜相当で、風景の映像なども歪曲しにくい。撮影した映像をそのまま壁や天井に投影して楽しめるプロジェクター機能も便利です。
SPEC
●解像度:1920×1080
●内蔵メモリ:32GB
●液晶サイズ:3.0型
●撮影時質量:約380g
●撮像素子:有効約229万画素1/5.8型Exmor R CMOSセンサー
●レンズ:26.8~804.0㎜相当F1.8-4.0
●記録メディア:microSDXCほか
●サイズ:W61.5×H66.5×D130.5㎜
楽しく使える「ワイプ撮り」と丸みのあるボディが人気!
パナソニック
HC-W570M
2つのカメラで同時記録する「ワイプ撮り」機能を新搭載。ズームは最大90倍(iA)で、「5軸ハイブリッド手ブレ補正+傾き補正」の実力も高くなっています。軽量コンパクトかつ丸みのあるデザインで、女性からも人気を集めるモデル。
SPEC
●解像度:1920×1080
●内蔵メモリ:64GB
●液晶サイズ:3.0型
●撮影時質量:約311g
●撮像素子:有効約220万画素1/5.8型MOSセンサー
●レンズ:28.0~1740㎜相当F1.8-4.2(サブカメラ30.6㎜相当)
●記録メディア:SDXCほか
●サイズ/質量:W60×H62×D129㎜
機能はシンプルでも高い撮影能力に高評価
キヤノン
iVIS HF R62
4種類のブレ補正を自動で切り替える「マルチシーンIS」や、撮影シーンごとに最適設定する「こだわりオート」を搭載。スタンプを貼り付けるなどして赤ちゃんの成長記録を手軽に残せる「ベビーモード」機能が人気です。
SPEC
●解像度:1920×1080
●内蔵メモリ:32GB
●液晶サイズ:3.0型
●撮影時質量:約290g
●撮像素子:有効約207万画素1/4.85型CMOSセンサー
●レンズ:38.5~1232㎜相当F1.8-4.5
●記録メディア:SDXCほか
●サイズ/質量:W53×H58×D116㎜
タフな環境下での使い勝手は随一!
JVC
エブリオ GZ-RX500
5m防水/1.5m耐衝撃/-10℃耐低温/防塵というオールウェザー仕様モデル。手になじみやすい小型軽量ボディながら、約5時間の連続撮影が可能な大容量バッテリーと64GBのメモリを備えています。Wi-Fi機能にも対応。
SPEC
●解像度:1920×1080
●内蔵メモリ:64GB
●液晶サイズ:3.0型
●撮影時質量:約292g
●撮像素子:有効約229万画素1/5.8型CMOSセンサー
●レンズ:40.5~2757㎜相当F1.8-6.3
●記録メディア: SDXCほか
●サイズ/質量:W60×H59.5×D122㎜
「操作性」と「機能性」の評価で頭ひとつ抜けているのがソニーのハンディカム HDR-PJ670。特に手ブレ補正機能が秀逸で、「レンズが動いて手ブレ補正するのがスゴい」「プロジェクターを使えば、PCを立ち上げたり、テレビにつないだりする手間が省けて便利」など、独自性能の評価が高いです。
また、女性人気の高いモデルがパナソニック HC-W570M。コンパクトで手になじみやすく長時間撮影でも疲れにくいことや「ワイプ撮り機能」などが人気のポイントとなっています。