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2016/7/18 12:40

【フジロック2016全方位ガイド】ザ・ストーン・ローゼズもやってきた! 第10回から昨年までをプレイバック!!

今年で20回目を迎える、日本最大級のロックフェス「フジロックフェスティバル」が7月22日に開幕。そこで、日本の音楽史に残るほど伝説となった1997年の第1回から、記憶に新しい昨年の第19回まで各回の重要なトピックスを2回にわたって紹介します。今回は2006年から2015年までの後半。13回の忌野清志郎追悼バンドや16回のザ・ストーン・ローゼズ出演など、記憶に新しい出来事がよみがえる。

 

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■第10回(2006年)

記念すべき第10回もトリはやっぱりレッチリ!

「主な出演者」

・フランツ・フェルディナンド

・レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

・ザ・ストロークス

 

10回目も豪華ラインナップ

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↑金曜日はフランツ・フェルディナンドが出演。2回目の出演で早くもトリを務めました

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↑夕暮れのグリーンステージ。収容人数4万人以上を誇るフジロックのメインステージです

 

第10回は第1回目のヘッドライナーであるレッチリが土曜日に登場。00年代のロック・シーンを象徴するフランツ・フェルディナンドとザ・ストロークスがトリを務めたのも印象深いです。当時最多の13万1000人の観客が来場しました。

 

■第11回(2007年)

「親子でフジロック」が定着し始める

「主な出演者」

・ザ・キュアー

・ビースティ・ボーイズ

・ケミカル・ブラザーズ

23年ぶりに来日したザ・キュアーや世界を代表するバンドに成長したミューズ、フジ初出演のビースティ・ボーイズと、より豪華&多彩な顔ぶれの年になりました。親子で来場という光景が珍しくなくなったのもこの年あたりから。

 

■第12回(2008年)

日英修好通商条約調印150年の影響かUK勢が大豊作

「主な出演者」

・マイ・ブラッデイ・ヴァレンタイン

・アンダーワールド

・プライマル・スクリーム

日英修好通商条約の調印から150年目にあたる年で、UKアーティストが多く出演。カサビアン、トラヴィスが登場し、アンダーワールドとプライマル・スクリームらがトリを飾りました。なお、忌野清志郎が病気で急遽キャンセル。

 

■第13回(2009年)

忌野清志郎追悼バンドが登場

「主な出演者」

・オアシス

・フランツ・フェルディナンド

・ウィーザー

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↑忌野清志郎が描いた「一旗ウサギ」の巨大バルーンが入場ゲート付近で来場者たちを出迎えました

 

5月に急逝した忌野清志郎を追悼すべく、仲井戸麗市、Charらによるトリビュート・バンドが登場。多くの観客が彼とフジロックの特別な関係に思いを馳せました。なお、初日は記録的な豪雨で深夜のイベント、オールナイトフジが中止に。

 

■第14回(2010年)

話題のスーパーバンド、レジェンドと充実のラインナップ

「主な出演者」

・ミューズ

・ロキシー・ミュージック

・アトムス・フォー・ピース

レディオヘッドのトム・ヨーク、レッチリのフリーらによるスーパーバンド、アトムス・フォー・ピースが登場しました。土曜日のトリ、ブライアン・フェリー率いるロキシー・ミュージックに涙した往年のロックファンも多数。

 

■第15回(2011年)

「自然との共生」というテーマを再認識する年に

「主な出演者」

・コールドプレイ

・フェイセズ

・ケミカル・ブラザーズ

東日本大震災の被災者支援のための義援金活動や、自然エネルギーへの転換を呼びかける催しなど、97年の開催以来「自然との共生」を掲げるフジロックの姿勢を強く意識する年になりました。アークティック・モンキーズが初登場。

 

■第16回(2012年)

英国勢がヘッドライナーを独占

「主な出演者」

・ザ・ストーン・ローゼズ

・ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ

・レディオヘッド

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↑ザ・ストーン・ローゼズの出演は前年に異例の早さで発表されました

 

奇跡の再結成を果たしたザ・ストーン・ローゼズ、ノエル・ギャラガー、レディオヘッドと英国勢がヘッドライナー独占。さらにビーディ・アイ、スペシャルズ、エルヴィス・コステロとさながら英国のフェスのようでした。

 

■第17回(2013年)

稲光と豪雨を演出したようなNINに圧倒される

「主な出演者」

・ナイン・インチ・ネイルズ

・ビョーク

・ザ・キュアー

前年の全日快晴から打って変わって、いつもの山特有の天候に。ナイン・インチ・ネイルズは稲光と豪雨をまるで演出のようにしたパフォーマンスで、また伝説の1ページが書き加えられました。闘病中のウィルコ・ジョンソンも出演。

 

■第18回(2014年)

アーケイド・ファイアがついにグリーンステージに!

「主な出演者」

・フランツ・フェルディナンド

・アーケイド・ファイア

・ジャック・ジョンソン

世界中のフェスを沸かしていたアーケイド・ファイアがついにグリーンステージのトリとして初登場。ホワイトステージにはベースメント・ジャックス、アウトキャスト、ディスクロージャーらダンス・アクトの出演が目立ちました。

 

■第19回(2015年)

デイヴ・グロールが骨折を押して熱演!

「主な出演者」

・フー・ファイターズ

・ミューズ

・ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ

↑病気を克服したウィルコ・ジョンソンがフジに帰還。見事な演奏を披露しました ©Masanori Naruse

 

2003年以来、人気だったオレンジコートが諸事情で設置されず、金曜深夜のオールナイトフジも未開催。しかし、デイヴ・グロールの骨折を押して出演したフー・ファイターズや、ミューズらが苗場にさらに熱気を呼び込みました。

 

【イベント詳細】

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SMASH go round 20th Anniversary FUJI ROCK FESTIVAL ’16

期間:2016年 7月22日(金)、23日(土)、24日(日)

会場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場

料金:1日券1万9000円、2日券3万6000円、3日券4万3000円(中学生以下は保護者同伴のうえ無料)

駐車券、キャンプサイト券などその他の料金は下記ホームページを参照

総合問合せ/オフィシャルサイト:http://www.fujirockfestival.com

主催:SMASH CORPORATION

企画:制作:SMASH CORPORATION/HOT STUFF PROMOTION/DOOBIE INC.