トヨタ・バンダイ・ソニー・カシオと日本の名立たる企業の「資料館」で激レアお宝を探しまくってきた本シリーズもいよいよ最終編。今回は、模型の老舗の歴史館から体験型工場見学施設まで、知る人ぞ知る「企業ミュージアム」のお宝を一挙に4つご紹介します!
木製モデルからミニ四駆まで、模型の歴史がまるわかり
タミヤ歴史館
模型メーカー、タミヤの本社1Fにある、過去のアイテムを展示したスペース。同社が最初に作った貴重な木製模型や、歴代のプラスチックモデルやRCカーが並べられています。ほかにも実写展示コーナーや現行品を並べたショールームがあるなど充実度は◎。
タミヤ歴史館で発見した激レアお宝 「1/800 大和」
1960年発売のプラモデル第1号となる戦艦。小型モーター搭載で、水の上を走らせることもできたそうです。箱にあるように、当時のタミヤロゴは水色と黄色のツインスターでした。
タミヤ歴史館
●住所:静岡県静岡市駿河区恩田原3-7
●開館時間:9:00~16:30
●休館日:土曜日、日曜日、祝日
●見学方法:入場無料ですが、同館案内webサイトから事前に申し込む必要あり。1グループ5名程度の少人数でのみ予約でき、12歳未満の子どもは、大人の引率が必要となります。所要時間は15~30分程度。
クラシック自転車のレプリカに体験試乗できる
自転車博物館サイクルセンター
自転車部品メーカー、シマノが創設した財団が開館した、日本で唯一の自転車博物館。最古の自転車(複製)からオリンピック出場車まで、約300台の実物を展示。また、隣接する「大仙公園自転車ひろば」で自転車乗り方教室なども行っています。
自転車博物館で発見した激レアお宝 「ドライジーネ」
1818年にドイツで発明され、自転車の礎となった人力二輪車。ペダルがなく、またがって足で地面を蹴ることで走らせます。同館ではそのレプリカに試乗することが可能。
自転車博物館サイクルセンター
●住所:大阪府堺市堺区大仙中町18-2
●開館時間:10:00~16:30
●休館日:月曜日、祝祭日と振休の翌日、年末年始
●見学方法:同館か「自転車ひろば」で「自転車博物館・レプリカクラシック体験試乗共通利用券」を購入すれば利用可能。一般は200円(土、日、祝は小中学生は無料)。不定期の体験試乗開催日は、事前確認が必要。団体利用もできる。
お菓子の世界を見て、知って、学べる工場
グリコピア・イースト
グリコが運営する、工場と企業ミュージアムが合体したユニークな施設。ポッキーやプリッツの製造工程を間近で見られるだけでなく、膨大なグリコのおもちゃの展示やクイズチャレンジツアーなどを楽しみながら、お菓子の世界を学べます。
グリコピアで発見した激レアお宝 「1500点に及ぶおもちゃ」
「ミュージアムゾーン」には1500点に及ぶおもちゃ、通称「グリコのおまけ」が時系列に展示されています。レバー操作でおもちゃをモニターに表示し、じっくり鑑賞できます。
グリコピア・イースト
●住所:埼玉県北本市中丸9-55
●開館時間:9:30、11:00、12:30、14:00の案内スタート時間がある
●休館日:金曜日、お盆休み、年末年始
●見学方法:入場無料の事前予約制。予約は電話か専用フォームからの受け付け。所要時間は約70分。ジャイアントポッキーにデコレーションができる「ミニファクトリー」のみ別途予約と参加料が必要。
学研が誇る科学系雑誌をアーカイブ
学研 科学ファクトリー
東京・五反田にある学研ビル内にある資料スペース。懐かしい小学生向け学習雑誌「科学と学習」や、学研教育出版が発行する「大人の科学」のバックナンバーや付録が展示されています。内部向けのスペースで、残念ながら一般の方は入れません。
学研 科学ファクトリーで発見した激レアお宝 「大人の科学シリーズ エジソン式コップ蓄音機」
2000年に創刊された、大人の科学シリーズ第一弾の組み立てキット。紙コップと木綿針で、プラスチック製コップに自分の声を録音・再生できます。3500円(当時)。
学研 科学ファクトリー
●住所:東京都品川区西五反田2-11-8
●見学方法:一般の方の見学は不可。
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