前回から始まったガラケーの名機を紹介する短期連載。今回は「ガラケー発展期」である1999~2003年の名機たちを3つに分けてプレイバック! 1999年に3キャリアが相次いでインターネットサービスを開始したのを機に、ケータイの多機能化に拍車がかかった時代です。アプリにも対応し、カメラ付きモデルも続々と登場しました。
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「コレ持ってた」が絶対ある! ガラケーの名機をクイズ形式でプレイバック【ケータイ黎明期編】
【問1】1999年にIDOなどで始まったインターネットサービスの名称は?
EZweb対応のファーストモデル
IDO/DDIセルラー 日立製(1999年4月発売)
C201H
音質と通信性能が向上したcdmaOne対応の第1弾として登場し、EZwebにも対応。デザインも評価され、発売直後から人気を集めた。
【答え】EZweb
【問2】パナソニック初のiモード対応機「P501i」の重さは約何gだった?
満を持して登場したPのiモード初号機
NTTドコモ 松下通信工業製(1999年5月発売)
P501i HYPER
同年1月に始まったiモードに対応するパナソニック初号機。当時最も人気のメーカーで、多くのユーザーが待望。約89gと軽かった。
【答え】89g
【問3】世界初のカメラ付きケータイに搭載されているカメラは何万画素?
世界初のカメラ付きケータイはPHSだった
DDIポケット 京セラ製(1999年9月発売)
ビジュアルホン VP-210
世界で初めて市販されたカメラ付きケータイ。テレビ電話用として11万画素カメラを搭載。実売価格は4万円と、当時としては高価だった。
【答え】11万画素
【問4】J-フォンが1999年に開始したインターネットサービスの名称は?
カラー液晶がうれしかったJ-スカイ初号機
J-フォン シャープ製(1999年12月発売)
J-SH02
J-フォンのインターネットサービス「J-スカイ」対応の第1弾として登場。J-フォン初のカラー液晶搭載モデルとしても人気を集めた。
【答え】J-スカイ
【問5】NTTドコモから登場したムーバとPHSが両方使える端末のことを何という?
携帯電話とPHSのデュアルモデル
NTTドコモ シャープ製 (2000年6月発売)
Super Doccimo SH821i
ムーバ(携帯電話)とPHSの両方が使えるDoccimo(ドッチーモ)シリーズの端末で、iモードにも対応。256色表示のカラー液晶が搭載されていた。
【答え】Doccimo(ドッチーモ)
【問6】爆発的ヒットを記録した「モノクロ液晶+折りたたみ式」のiモード端末は?(型番で答えよ)
大画面のカラー液晶で大ヒットを記録
NTTドコモ NEC製(2000年9月発売)
N502it HYPER
同年2月に発売されて大ヒットしたN502i。本機はそれをべースに、カラー液晶を搭載。「折りたたみ・大画面・カラー」の新潮流を生み出した。
【答え】N502i
【問7】ドコモ初の音楽プレイヤー搭載機「SO502iWM」の“WM”って何の略?
音楽ケータイの原点と呼べる名機
NTTドコモ ソニー製(2000年12月発売)
SO502iWM
WMは「WALKMAN」ではなく「With Music」の略。ドコモ初の音楽プレーヤー搭載機で、メモリースティックに保存した音楽を再生できた。
【答え】With Music
いかがでしたか? この頃からケータイを持ち始めた人も多いので、「コレ持ってた! 使ってた!」っていう端末もあったのではないでしょうか?
次回は「ガラケー発展期 Part.2」をお届けします。引き続き「着せ替えケータイ」や「iアプリ」など、懐かしい機能が登場しますので、お見逃しなく!