金物メーカー「神沢精工株式会社」では、「SAMURAI」シリーズとして園芸や木材の加工に使えるのこぎりを販売中。直刃や曲刃など様々な種類がラインナップされている中、お笑い芸人・ヒロシさんがYouTubeで紹介した曲刃「騎士」がアウトドア好きから注目を集めています。SNSでも「かなり素速く木が切れる」「名前もビジュアルも超かっこいい」といった声が多数。どんな使い勝手なのか、さっそくレビューしていきましょう。
●曲がった刃が切りやすい「騎士」(神沢精工株式会社)
キャンプ場で過ごす夜といえば、焚き火のそばでのんびりが私の定番。薪は基本的に落ちている木を拾って使うのですが、運びやすくするためにのこぎりでカットすることもあります。しかし先日、長年使っていたアウトドア用のこぎりが刃こぼれして使えない状態に。次のキャンプまでに新調しなければならないと思い、キャンプ仲間の間で流行っている折りたたみ式の曲刃「騎士」(3520円/メーカー希望小売価格)を購入してきました。
「騎士」には3種類の刃長があり、今回ゲットしたのは最も長い刃長240mmの商品。ピッチ4mmの荒めな刃が、緑と赤の2トーンカラーに塗り分けられた柄に収まっています。折りたたんだ状態は少し長く感じるものの、幅が薄くて愛用のキャンプ用リュックにもすっぽり収まるサイズ感です。
刃を取り出す際は、柄の根本にあるストッパーを押しながらゆっくりと刃をスライド。再びストッパーがカチッと鳴るまで開くことで、全体的にゆるやかなカーブを描いたのこぎりになりました。
試しに木材を切ってみたところ、軽い力でスムーズにカットが終了。柄の部分には手触りがよくて滑りにくい「エラストマー」という特殊ゴムが使われ、力を入れても腕が疲れにくい工夫がされています。
同商品を愛用している人からは、「生木でも広葉樹でもザクザク切れる! 今まで使っていたのこぎりよりも早く作業が終わりました」「これ一本と軍手があればいくらでも薪を集められる」「刃が粗いのに切断面がきれいなところも優秀ですね」と絶賛の声が。素早く切れるのこぎり「騎士」を、キャンプや庭の手入れなどに活用してみては?
【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】