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2020/11/11 5:50

新型MacBook Airが“M1”チップ搭載! 何が変わったか細かにチェック

Appleのオンラインによる新製品発表会「Apple Event」が、日本時間11月11日午前3時から開催されました。こちらの記事では、SoCチップ「Apple M1」を搭載してリニューアルした「MacBook Air」の新モデルについての情報をお届けします。

 

MacBook Airは、これまでの薄くて軽いウェッジ型デザインを維持しつつ、省電力なM1チップと最新OS「Big Sur」により、ファンレス仕様に進化していることが特徴。パワーが必要なアプリを動かしても、音を気にせず静かなまま使用できます。

 

M1チップによって変わったコト

M1チップに内包された8コアCPUは、一世代前のモデル(1.2GHzクアッドコアIntel Core i7搭載MacBook Air量産モデル)に比べ、最大3.5倍の処理速度を実現。また、8コアGPU(※)は前モデル(Intel Iris Plus Graphicsを装備した1.2GHzクアッドコアIntel Core i7搭載MacBook Air量産モデル)比で最大5倍のグラフィック処理速度となっています。さらに、16コアのNeural Engineにより最大9倍速い機械学習も可能に。

※:SSD 256GBモデルは7コアGPU

 

↑M1チップにより画像編集、動画の書き出しが驚くほどスピーディーに

 

↑GPU性能の向上は、Lightroomでの画像編集をよりパワフルに

 

↑16コアにより機械学習のワークフローが前世代より9倍速く

 

バッテリー時間もぐんと向上!

また、M1チップの優れた省電力性により、バッテリー駆動時間は前モデルから約6時間延びて、MacBook Air史上最長となる最大18時間を実現しています。

↑最大15時間のネット通信、最大18時間のビデオ再生が可能

 

ディスプレイは2560×1600ピクセル解像度の13.3インチRetinaディスプレイを採用。P3広色域の採用により、sRGB比で25%多い色を表現できます。

 

 

Magic Keyboardはシザー構造を改良し、タイピングがより快適に。感圧タッチトラックパッドも備えており、スワイプやピンチなどのタッチ操作がスムーズに行えます。また、指紋認証システム「Touch ID」を備えており、ロックの解除やアプリの購入処理などもワンタッチで行えます。

 

 

量販モデルは、ストレージ容量をSSD 256GBとSSD 512GBから選択可能。メモリはいずれもSoCに内包された8GBユニファイドメモリ。価格は256GBモデルが10万4800円、512GBモデルが12万9800円(いずれも税別)となっています。カスタマイズによりメモリやストレージを追加することも可能(メモリ最大16GB、ストレージ最大2TBまで)。カラーはスペースグレイ、ゴールド、シルバーの3色をラインナップ。11月17日より販売開始となります。

 

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