夏といえば花火。火花を放ちながら燃える姿は、儚くも美しいものです。しかしたまには、火をつける前から目で楽しんでみてはいかがでしょうか? いまや数少ない国産線香花火の製造所であり、花火を作り続けて80年以上の老舗「筒井時正玩具花火製造所」の商品から、火花の美しさはもちろん、見た目の美しさにもこだわった7種類をセレクトしました。
その1
色鮮やかな「蕾」と「花」の組み合わせ
線香花火 筒井時正
花
5400円(42本)
和紙を染色して作り上げる線香花火「筒井時正」のなかで最も人気のある商品。四季をイメージした色で染めた「蕾」と持ち手部分を花びらの形にした「花」がセットになっています。火薬には宮崎産の松煙を使い、紙は福岡県八女市の手すき和紙を草木染めで染色したものを使用。職人の手によって一本一本丁寧により上げられています。商品が入った箱は保存に最適な桐製。
その2
昔懐かしい関東地方の線香花火
東の線香花火 長手牡丹
486円(15本)
5色以上もの鮮やかな色で染められた、関東生まれの線香花火です。線香花火の祖と言われる関西の「スボ手牡丹」に比べ燃焼時間が長いのが特徴。スタンダードな花火で、国産ならではの良さをより一層味わえるはず。
その3
お祝いにピッタリな水引モチーフの花火
祝い線香花火
486円(2本/2色×各1本)
「線香花火 筒井時正」シリーズと同じ素材を使用した線香花火を紅白に染め、水引に見立ててパッケージ。注文時に依頼すると名前や「寿」などの文字をプリントしてくれるので、ちょっとしたお祝いの品としてもオススメです。
その4
江戸時代の素朴な光を再現
和火 炭火
3240円(15本)
国内にある材料のみで作られていた江戸時代の花火「和火」を再現した一品。浮世絵にも描かれた木炭製火薬による赤橙色の素朴な火花が、小紋柄の外装デザインと相まって古き良き日本の風情を感じさせてくれます。
その5
火薬が透けて見える新感覚の花火
透花
540円(4本)
筒井時正玩具花火製造所は、伝統品だけでなく新しい花火の製作にも注力しています。「透花」は植物由来の透明プラスチックを使用し、着色された火薬が透けて見えるユニークな花火。着火すると火薬と同系色の火花が弾けます。
その6
金属によって火花が変わる
金属花火(チタニウム・マグナリウム・アルミニウム)
各432円(4本)
火花をより華やかにする“金属”を使った花火。チタニウム/マグナリウム/アルミニウムの3種類があり、それぞれで趣の異なる火花を鑑賞できます。金属名が英字で書かれているなど、いい意味で花火らしくないデザインも特徴。
その7
潮のごとく鯨から豪快に火花が吹き上がる
吹き上げる鯨花火
464円(1体)
郷土玩具をテーマにした「どうぶつはなびシリーズ」のひとつ。この商品は鯨がモチーフで、まるで潮のように勢いよく火花が吹き上がる様子は美しくも豪快です。鯨とその背にまたがる子どものイラストも昔話テイストで秀逸!
【URL】
筒井時正玩具花火製造所 http://tsutsuitokimasa.jp/