本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。
【#愛用品 コラム29: 豆皿たち】
●起
豆皿はネクタイのようなもの、だ。気分に応じて変えることで、日々にアクセントを与えてくれる。柄の入ったものを並べるだけで華やぐ。メインのお皿を買い足すのは、収納や統一感が頭をよぎって躊躇するけど、豆皿ならそんな問題もない。
●承
豆皿について、この投稿を機に思いを巡らしてみた。奥深い。例えば、数センチのサイズに、ひとつの世界が詰め込まれている。小さなキャンバスの向こうに別の世界が広がる。右上のご飯の豆皿は特に好きで、どんなシチュエーションを思い浮かべて作家が作ったのだろうと妄想が拡大する。
●転
豆皿はなんとなく健康にいいと感じている。というのも、小さいから醤油などの調味料をつける量が減ったのだ。醤油皿だとべちゃっと付けちゃうことが多いのだけど、面積的にそれができない。結果、調味料を食べるのではなく、食材の味を楽しむ生活ができている気がする。減塩生活。結構こじつけな話だけど。
●結
我が家は、一部のNGなものを除いて、食器洗いは食洗機でシャーだ。だが、豆皿は小さくて食洗機に置けず、手洗い。勢いよく蛇口の水をあてると跳ねて醤油やお酢が飛び散るから、丁寧に。小さいのに手間がかかる奴だ。そこも愛着が沸くポイント。これまた、ちょっとこじつけっぽいけど。
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