「ボールサイン iD」は、6色の黒インキを揃えるペンだ。一見微細な違いだが与える印象は明らかに異なり、ビジネスの場でも個性を表現できる。そこで今回は、文房具好き6人が“推しブラック”の魅力を熱弁!「文房具総選挙2021」にノミネートしている同アイテムがどれだけ魅力的なのか、ご紹介します。
文房具総選挙とは?
雑誌「GetNavi」とウェブメディア「GetNavi web」が主催。仕事や作業、勉強などの効率をアップさせる文房具を「はかどり文房具」と位置付け、文房具に精通した専門家により結成された「文房具総選挙選考委員会」が選出したノミネート文房具のなかから、読者や一般ユーザーが「これぞはかどる!」と実感したアイテムに投票し、そのナンバーワンを決定するユーザー参加型のアワード。今回で9回目となる。
【書く・消す 部門ノミネート】
黒ペンも“多様性”の時代!
サクラクレパス
220円
6色の黒インキをラインナップするノック式単色ペン。名前の「iD」は“自分の色を選ぶ=独自性(identity)”に由来する。軸色はボール径0.4mmがライトグレー、0.5mmがダークグレーだ。
<私の“推しブラック”>
【No.1】文房具ライター きだてたく さんの場合
【My favorite Black】ミステリアスブラック
使いこなせるとカッコ良い! 大人の雰囲気を醸す妖艶な黒
「その名の通り、紫色が発する妖しさが良い。6色のなかで最もダークな大人の雰囲気を感じるのだ。この色を使いこなせる人って、男女問わずめちゃくちゃカッコ良いのでは? ということで、ミステリアスなダンディを目指して常時愛用中です」(きだてさん)
【No.2】文具ソムリエール 菅 未里さんの場合
【My favorite Black】カシスブラック
文字に暖かみが生まれるから、感謝を伝えるときに最適
「よく見るとほんのりと赤みがかかっていて、普通の黒よりも暖かみを感じられるのが魅力です。お礼状などに使えば、きちんとした印象を与えながらも、感謝の気持ちが伝わる気がします。フォーマルなシーンで文字に想いを乗せたいときにピッタリ」(菅さん)
【No.3】ライター/放送作家 古川 耕さんの場合
【My favorite Black】モカブラック
暖かみがあって味わい深く、クリーム色の紙とも相性抜群
「ブラックの派生カラーだとブルーブラックがお馴染みですが、個人的には断然モカブラック。黒よりも柔らかく飽きがこないうえ、ブルーブラックより暖かみがあって味わい深い。そして何より、クリーム色の紙を使ったノートとの相性が最高です!」(古川さん)
【No.4】ビジネス書作家 美崎栄一郎さんの場合
【My favorite Black】ナイトブラック
ノートも書類もコレ1本! 青ペンの代わりに大活躍
「ノートを取るのは青ペン派。ただ青は公的な書類には使いづらく、黒ペンも持ち歩いていました(気持ち的な問題でしかないのですが……)。その点、コレはそこはかとないブルー。気に入りましたね。おかげでいまは、ノートも書類もこの1本でOKです」(美崎さん)
【No.5】GetNavi編集部 文房具担当 鈴木翔子の場合
【My favorite Black】フォレストブラック
懐の深さを感じる色合いは、心の中を旅するときのお供に◎
「新緑のような緑ではなく、太古の深い森を想起させる色合い。真っ白な紙に書いたときに、白のまぶしさが和らぐ気がします。どっしりと構えながらもやさしく包み込んでくれる色味で、日記を書くときなど心の中に深く潜りたいときに使いたくなります」(鈴木)
【No.6】GetNavi web編集部 文房具担当 和田史子の場合
【My favorite Black】ピュアブラック
あえて選ぶ価値のある、やさしい発色が魅力の純な色
「“6色の黒”を謳うシリーズで、シンプルな“黒”を選ぶ人は天邪鬼でしょう。でも、宛名書きや社内書類への記入など、フォーマルなシーンではやっぱり安心の黒! しかも、するすると出てちょっとやさしく発色する黒インキは、あえて選ぶ価値があるのです」(和田)