グルメ
2016/8/11 16:00

【回転寿司の名店】毎日通っても飽きない!? 豊富なメニューで家族寿司にもオススメな東武練馬の「魚屋一代」

江戸前寿司の起源といえば屋台寿司。その伝統を受け継ぐ立ち食い寿司の店が、近年人気を集めている。対して、安くておいしい庶民の味である回転寿司には、大手チェーンだけでなく、独立店あるいは小規模チェーンとしてオリジナリティのある店が多い。また、回転レーンなしで客の注文に丁寧に応えつつ、安さとうまさを両立する老舗からも目を離してはいけない。

 

本稿では、“名店”と評判の立ち食い寿司店や回転寿司店を紹介していく。首都圏を中心に安定した人気を誇る店、北海道や石川など地方から鳴り物入りで進出してきた店、町場の店に匹敵するサービスと味を提供する店など、様々な営業スタイルをもつ店を網羅。店舗の看板メニューやサイドメニュー、店内・外観の写真を豊富に織り交ぜ、店のこだわりと魅力を余すところなくお伝えしよう。

 

■本日のお店

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回転寿司 魚屋一代(ととやいちだい)

住所:東京都板橋区徳丸2-6-1 イオン板橋ショッピングセンター5F

交通:東武東上線 東武練馬駅徒歩1分

スタイル:回転寿司

 

“大人”な雰囲気が心地よい本格派の味を提供する店

↑江戸前あなご/二貫(540円) 神奈川県・小柴の穴子を店内で さばき、じっくり煮上げた逸品。 肉厚ながら身は柔らかく、うま みもたっぷり含まれている。ふんわりとした食感に、思わず笑みがこぼれるはず
↑江戸前あなご/二貫(540円) 神奈川県・小柴の穴子を店内でさばき、じっくり煮上げた逸品。肉厚ながら身は柔らかく、うまみもたっぷり含まれている。ふんわりとした食感に、思わず笑みがこぼれるはず

 

イオン板橋ショッピングセンターは、映画館まで備えた大規模な商業施設。「魚屋一代」はその映画館と同じフロアにあり、観覧帰りの人たちなどでにぎわっている。

↑本まぐろ大とろ/二貫(756円) 生の本まぐろの大とろ。きめ細か く入ったサシは光沢感があり、見た目からもそのおいしさが伝わる。脂には重厚なうまみがあり、味の余韻が口の中に長くとどまる。
↑本まぐろ大とろ/二貫(756円) 生の本まぐろの大とろ。きめ細かく入ったサシは光沢感があり、見た目からもそのおいしさが伝わる。脂には重厚なうまみがあり、味の余韻が口の中に長くとどまる

 

同店は横浜南部市場に営業所のある鮮魚店が手掛けており、魚の目利きも確か。特に相模湾の地の魚がうまいと定評がある。仕入れた魚を店内で丁寧におろすのもこだわりだ。

サーモン三昧(432円) 生サーモン、焼きハラス、いくら軍艦のセット。いくら軍艦はいくらをサーモンで巻いてあり、トッピングの大葉でさっぱり食べられる。焼きハラスは玉ねぎの食感が楽しい。
↑サーモン三昧(432円) 生サーモン、焼きハラス、いくら軍艦のセット。いくら軍艦はいくらをサーモンで巻いてあり、トッピングの大葉でさっぱり食べられる。焼きハラスは玉ねぎの食感が楽しい

 

店の自慢は穴子。色白なのであっさりとした味わいに思えるが、あふれるほどのうまみが楽しめる。また、同店では60種類以上の寿司メニューに加え、旬の握りも5~6種類日替わりで登場。毎日食べても飽きない豊富なバリエーションがうれしい。

↑すずき/二貫(216円) 初夏~夏が旬のすずき。身は柔らかめながらほどよい弾力があり、淡白だがほんのり甘く滋味深い味わいが楽しめる。身は厚めにカットされ、食べ応えが抜群だ。
↑すずき/二貫(216円) 初夏~夏が旬のすずき。身は柔らかめながらほどよい弾力があり、淡白だがほんのり甘く滋味深い味わいが楽しめる。身は厚めにカットされ、食べ応えが抜群だ。

 

店内にジャズが流れるなか、板前の威勢のいい声が響く。そんな大人っぽい雰囲気も心地よい店である。

※価格やネタは変動する場合があります。