国内大手電子楽器メーカーのローランドは9日、海外オーディオブランドの輸入販売事業を開始すると発表しました。ローランドはこれまでに「Roland」や「BOSS」など、電子楽器やオーディオ機器などを自社ブランドとして販売してきましたが、今回、「ASTON MICROPHONES」や「AUDIOFLY」などの海外オーディオブランドを日本で販売し、より幅広いニーズに応えるべく事業を開始します。
ヘッドホンからスピーカーまで多様なブランドの製品を扱う
提携するブランドは、おもにマイク、ヘッドフォン、スピーカーなどのオーディオ機器が中心で、メジャーアーティストも使用しているプロスペックなものから、iPhoneに接続して音楽を聴くためのエントリーモデルまで幅広い層まで網羅。これまでのローランド製品と組み合わせることにより、同社らしい「ひねり」が聞いた音楽環境を演出できることを狙っています。これらの海外ブランドは、現在ローランド製品が流通している楽器店を中心に、9月下旬より順次販売展開される予定です。
プロ用から一般向けまで幅広いジャンルの電子楽器を手がけるローランドだけに、新たに取扱いを開始するオーディオ製品も、ミュージシャンや音楽制作現場などを中心に人気が出そうな機種が揃っています。販売は楽器店が中心になるとのことですが、ぜひ家電量販店やオーディオショップでも販売してほしいですね。