「時計技術の伝統を現代的に再解釈する」スイスの高級時計ブランド、モーリス・ラクロアの最新作が9月より発売開始。1990年に誕生し、歴代累計売上本数No.1を誇る「カリプソ」の復刻版ともいうべき、最新コレクション「 AIKON(アイコン)」魅力を見てみましょう。
クオーツムーブメントの搭載で手の届きやすい価格を実現
最新作「アイコン」のデザインモチーフとなった「カリプソ」は、1990年から2003年まで生産・販売されたブランド随一のベストセラーでした。この時計、特にヨーロッパ方面で高い評価を得ており、実際、長い間ファンから再販の希望を受けていたそうです。
文字盤から続くサンレイ仕上げが施されたベゼル上には、6箇所の爪をセット。独特の個性を放っています。
さらにケースの面取りも徹底し、流れるように鏡面が光を放ちます。
外装の造形については、公式のプロモ動画がわかりやすいです。
コレクションは、デイトモデル(直径42mm)が全部で6品番、クロノグラフ(直径44mm)が全5品番となります。いずれもクオーツを搭載することで価格を抑え、9万3000円〜12万5000円(税抜)となっています。
なぜクオーツにすると価格が抑えられるのかというと、手作業にかかる時間が短縮されることが大きく関係します。
スイス製の腕時計が高額になる理由のひとつは人件費ですから、細かな仕上げや精度の調整が必要ないクオーツムーブメントを載せると、外装の仕上げにこだわったとしても、比較的買い求めやすい価格設定ができるわけです。
電池交換等の手間はありますが、機械式でも長く使うにはメンテナンスやオーバーホールがつきもの。もし、機械式時計にこだわらないのであれば、モーリス・ラクロアの「アイコン」は、かなりオススメできます。
モーリス・ラクロア
アイコン デイトモデル
Ref.AI1008-SS002-330-1
9万8000円(税抜)
アイコン デイトモデル
Ref.AI1008-SS002-130-1
9万3000円(税抜)
アイコン クロノグラフモデル
Ref.AI1018-SS002-131-1
12万5000円(税抜)
アイコン クロノグラフモデル
Ref.AI1018-SS001-330-1
12万円(税抜)
【SPEC(共通)】
ムーブメント:クオーツ
素材:ステンレススチールケース
防水性:10気圧
【URL】
モーリス・ラクロア http://www.maurice-lacroix.jp/