イベントやメディアへの出演、新作文房具のプロモーションなどに引っ張りだこの文具ソムリエール・菅未里さん。仕事柄、文房具を試す機会は多く、手元には山のような文房具が……。そんな菅さんが、自腹を切ってまで手に入れた、いま本当に気に入っている文房具とは?
今回は、フィルム付箋の人気ブランドのなかで、意外と知られていない2タイプです。
便利なうえ、デザインも魅力の付箋「ココフセン」シリーズ
文房具ファンにはよく知られた商品だと思いますが、私はカンミ堂のフィルム付箋「ココフセン」シリーズが大好きです。
なかでも最近気に入っているのが、「ココフセン ベーシック」シリーズ。何がいいって、とにかく色が綺麗なのです。流行りの“くすみカラー”を中心に展開していて、柄が入る場合でも非常に落ち着いた印象になっています。
付箋は、目立たせるためか鮮やかな色である場合が多いので、くすみカラーの付箋は貴重です。
カンミ堂
ココフセン ベーシック
180円(税別)〜
しかし、それだけではありません。使い勝手が非常にいいのも、ココフセン ベーシックを含む、ココフセンシリーズの特徴です。
その秘密は、ケースにあります。オーソドックスな「ココフセン」やココフセン ベーシックは、ケースの裏が粘着シールになっているので、手帳やノートにケースごと貼りつけられるのです。
あらかじめ手帳などに貼っておけば、必要になったときにいちいち付箋を取り出す必要がありません。
ケースの色も落ち着いていますから、おしゃれな手帳(やノート)に貼っても雰囲気を壊さないのも、重要なポイントですね。
目標、見出しには「ココフセン COLOR パステル」
大人しいくすみカラーもいいけれど、華やかな色の付箋も欲しい……という方も多いでしょう。
そんな方に向けた商品も、ちゃんとあります。「ココフセン COLOR パステル」です。上質さを保ったまま、華やかなパステルカラーになっています。
カンミ堂
ココフセン COLOR パステル M(カタヌキ)
380円(税別)
COLOR パステルは、形が面白いのも特徴です。
私はこれをノートや手帳に貼り、目標や、そのページの見出しを書いています。色が華やかで、しかも形が個性的なので、テンションが上がるわけです。目標の達成率も上がるかもしれませんね。
最後にひとつ、豆知識を。
今や、文房具ファンで知らない人がいないブランドとなったカンミ堂ですが、もともとは餡子の製造販売が本業でした。商品もユニークなら、成り立ちもユニークですよね。
「菅未里の自腹買い文房具」バックナンバー
https://getnavi.jp/author/misato-kan/