トヨタのシエンタがフルモデルチェンジを受け、2世代目へと進化を遂げました。CMには、レアル・マドリードのハメス・ロドリゲス選手が起用されるなど、実に華やかな印象ですが、クルマの内容的にも彼の実力に匹敵するぐらいの“ハットトリック級”の実力を誇っています。
ハットトリックなワケ1 「実用性」
同車はトヨタ最小のミニバンで、5ナンバー枠に収まるコンパクトサイズが特徴。日本の道路事情にベストマッチの取り回しになっています。また、小型ボディながら、最大7人乗りを実現。利便性の高さも持ち併せます。さらに、セカンドシートの下サードシートを収納することで、ラゲッジスペースを犠牲にせずに多くの荷物を載せられ、日々の使い勝手も高められているのです。
5ナンバーサイズながら3列シートで最大7人が乗車可能です(6人モデルもあり)。3列目はさすがに窮屈になるのは仕方ありません。
2列目シートの下に3列目シートを収納できるので、ラゲッジの収納力も抜群! 最近人気のコンパクトSUVカテゴリもラゲッジは高い収納力を誇りますが、それ圧倒するの収納空間です。
ハットトリックなワケ2 「経済性」
搭載されるパワーユニットは、ハイブリッドと1.5リッターのガソリンエンジンの2タイプを用意。前車の燃費は最良で27.2km/lで、3列ミニバントップの低燃費を実現しています。
アクアなどに積まれるハイブリッドシステムと同様の機構を搭載しています。
ハットトリックなワケ3 「デザイン」
新型シエンタは個性的なスタイリングも大きな魅力。“Active & Fun”をキーワードに、トレッキングシューズをイメージしたデザインを採用しています。ヘッドランプからバンパーガーニッシュへと流れるようなデザインや、曲線を巧みに使って前への推進力を感じさせるサイドビューなどは、ミニバンの新しい世界観を表現しています。
といった形で、新型シエンタは「実用性」「経済性」「デザイン」のハットトリックがウリ! 先日行われた試乗会では走行シーンや、インテリアまわりも撮影してきたので、そちらもご覧ください。
【SPEC】
- 全長×全幅×全高:4235×1695×1675㎜
- 車両重量:1765kg
- エンジン形式:直列4気筒DOHC+ハイブリッドシステム
- 総排気量:1496cc
- 最高出力:74ps/4800rpm
- 最大トルク:11.3kgm/3600~4400rpm
- モーター最大出力:61ps
- モーター最大トルク:17.2kgm
- JC08モード燃費:27.2km/L
- 車両本体価格:232万9855円(7人乗り)