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2021/6/30 11:45

レトロデザインがおしゃれなニコンのミラーレス一眼「ニコン Z fc」登場

ニコンイメージングジャパンは、APS-Cサイズのミラーレス一眼カメラ「ニコン Z fc」を発表しました。発売は7月下旬を予定しています。なお、7月1日の10時から予約販売を開始します。

 

ニコン Z fcは、ニコンの歴史的なカメラ「FM2」にインスパイアされたデザインを「Zシリーズ」で初めて採用したモデル。レトロな外観になっているほか、ダイヤルデザインや「Nikonロゴ」の刻印を取り入れるなど、細部にまでこだわっています。また、ボディはマグネシウム合金を採用しており、高い堅牢性を備えているのもポイントです。

 

さらに、Zシリーズとしては初のバリアングル式モニターを搭載。モニターを横方向に開くことができるので、Vlog撮影などに使用できるとしています。なお、モニターは正面に向けると自動的に自撮りモードに切り替わります。このほか、0.39型のEVFも搭載しています。

 

スペック面では、有効画素数2088万画素のCMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED 6」を搭載。これにより、静止画・動画ともに細部や質感を鮮明に描写できるとしています。また、ISO感度は100-51200までをカバー。暗い場所でもクリアな撮影が可能です。

 

さらに、2020年末に登場した「ニコン Z 7II」や「ニコン Z 6II」に搭載された、人物やペットの瞳にピントを合わせる「瞳AF」「動物AF」を採用。これに加えて、広い範囲で顔や瞳をより確実に捉える「ワイドエリアAF」も採用し、画面内に複数の人物や動物がいる場合でも、狙った人の瞳やペットの瞳にピントを合わせることができます。

 

動画は4K UHD(3840×2160ドット)30pの撮影が可能。瞳AFや被写体を追い続ける「フルタイムAF」にも対応しています。

 

カメラとiOS端末およびAndroid端末を連携できるアプリ「SnapBridge」にも対応。カメラで撮影した静止画・動画をSNSで簡単に共有できるほか、カメラの最新ファームも入手できます。

 

本体サイズは約幅134.5×奥行き43.5×高さ93.5mmで、レンズやバッテリーを含めた重量は約445gです。インターフェイスはUSB Type-C、HDMI、ステレオミニジャックをそろえます。

 

なお、キットレンズは「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」をベースに、シルバーカラーを採用した標準ズームレンズと、単焦点レンズ「NIKKOR Z 28mm f/2.8 (SE)」が付きます。