芸術の巨匠たちが愛したノートが現代に復活
19世紀のフランスに、角が丸く黒い長方形のボディと、ゴムバンド、内側にマチ付きのポケットを持つノートが存在しました。かの有名な画家、フィンセント・ファン・ゴッホは、このノートを下絵のスケッチ用に愛用。紀行作家ブルース・チャトウィンは、自著の作中で滑らかな肌触りの表紙を指して、それを「モグラの皮=mole skin(モレスキン)」と呼んでいました。
残念ながらこのノートは、1980年代末に生産元の倒産と同時に消滅。ですが十数年後、イタリア・ミラノの出版社が、同じ特徴を備え、かつての愛称と同じモレスキンという名前を冠したノートを誕生させました。
それがいま高級ノートの代名詞として発売されています。伝説を継承するべく生まれたそのノートは現在、バラエティ豊かに21種類を展開。高級ノートの最前線を走り続けています。
Adobeとのコラボで誕生!手描きイラストをPCで編集できるクラウド連携ノート
Adobe スマートノートブック
クリエイティブクラウド コネクテッド
3694円
発売中
手描きのスケッチをデザインソフト「Adobe Illustrator」のパスデータに変換するスマートノート。スマホの専用アプリで描いたものを撮影すれば、あとはボタンひとつでクラウドサービス「Adobe Creative Cloud」にデータが生成されます。現在、ノートブックシリーズで人気No.1。
専用アプリで撮影し、データを取り込むと、簡単にjpgやsvgファイルとして出力できます。
クラウドを通してすぐにPCにアップ。PhotoshopやIllustratorで、すぐに編集可能です。
モレスキンのファンから学ぶノート&ダイアリーの活用術
モレスキンは伝説のノートとはいえ、そのままでは単なる紙の束。ファンサイト「モレスキナリー」に投稿された実例を元に使いこなしを学んでみましょう!
ダイアリーで絵日記!
↑By nakamuraさんデイリーダイアリーの1日1ページをフルに使った大人の絵日記。より本格的に描きたいなら、紙質の良さでART PLUSを選ぶのがオススメ。
ノートブックで切手収集!
↑By 文月郁菜さんノートブックを収集台帳にした例。旅行先の郵便局で買った記念切手とご当地の風景印などを集めていけば、オリジナルのカタログになります。
ポケットをカスタマイズ!
↑By YOKOさんチケットなどをストックできるマチ付き拡張ポケットを改造。中が見やすくなるように、透明フィルムをはめ込んだ達人技!
【関連リンク】
モレスキン オフィシャルサイト
モレスキンファンサイト「モレスキナリー」