GetNavi web×新日本プロレス コラボ連載
Toru Yano VS INDY 108
今回「GetNavi web × 新日本プロレス」のタッグマッチとして登場して頂くのは矢野 通選手。酒とプロレスを愛する男として、数々の名勝負を実現してきましたが、実はキャンプやBBQを趣味とするアウトドアマンとしても知られています。
しかし、最近は巡業で忙しく、テントを建てる時間も惜しいとのこと。その話を聞いてGetNavi webが目を付けたのが、快適にアウトドアが満喫できるキャンピングカー。矢野選手に話題のキャンピングカー3台に試乗してもらい、アウトドア好きの視点からその魅力をチェックしてもらうとともに、お気に入りの一台を見つけてもらいます!
PROFILE
矢野 通(やの・とおる) 矢野選手のTwitterはコチラ
東京都荒川区出身。新日本プロレス所属。第51代、第59代IWGPヘビー級タッグ王者。新日本プロレスを代表する曲者として知られ、「YTR」「崇高なる大泥棒」「酒飲み日本代表」などのニックネームを持つ。身長186cm、体重115kgの体格を生かした得意技は鬼殺し、裏霞、赤霧、黒霧島、大吟醸など酒に由来するものが多い。お約束のポーズは、自らの頭を両手親指で指す「YTRポーズ」、両手のひらを見せて肩をすくめる「デニーロポーズ」など。反則技を繰り返すヒールスタイルだが、そのキャラクターが熱狂的なファンに支持されている。自らスポーツバー「EBRIETAS」を経営するなど実業家としても手腕を振るう。
【お邪魔したお店】
東和モータース 東京本店
東和モータースはキャンピングカーの総合ディーラー。関東に6店舗・北海道に1店舗を展開し、軽キャンピングカーから輸入モーターホームまで取り扱い、中古キャンピングカーも豊富な在庫がある。修理やパーツ販売はもちろん、キャンピングカーのレンタルサービスも行う。東京本店はキャンピングカーのディーラーとして珍しく23区に居を構え、アクセスが良い。
住所:東京都杉並区上高井戸1-21-18
テント設営が不要なキャンピングカーにはかなり興味がある!
大酒飲みとして知られる矢野選手だが、実はアウトドアマンとしての顔を持つ。自然を愛する男のルーツとは?
「学生のころ、友人に連れられてキャンプに行ったのが始まり。キャンプといっても適当なもので、川に半分浸かりながら寝たりしてね。いま思うと人には言えないような “ヤバイ“経験ばっかりだった(笑)。本来なら知り合いにもらった年代物のランタンを灯して、テントサイトでノンビリするのが好きなんだけど、近ごろは本格的なキャンプからは遠ざかってしまった。もう少し色々と落ち着いたら、ファミリーキャンプやBBQを再開したいね。
でも、プロレスラーという仕事柄、日本全国を回ることが多くて休みが少ない。そのぶん、テントを張ってキャンプとなると、設営と撤収だけで時間が取られてしまうのが惜しいんだよね。
だから、テントの設営をしなくても本格的なキャンプが楽しめるキャンピングカーには、ものすごく興味があるんだよ。嫁さんを口説いて、マジで買っちゃおうかな。地方での巡業に乗っていけば快適な控室としても使えるしね(笑)」(矢野選手)
軽自動車ベースのキャンピングカーの第一印象は?
そんな矢野選手が身長186cm、体重115kgの巨漢を折りたたむようにして乗り込んだのが、今回試してもらう軽自動車ベースのキャンピングカー「インディ108」。経済性と実用性に優れた日本生まれの狭小キャンパーだ。果たしてその印象は?
「これ、本当にキャンピングカーなの? 小さいねぇ……頑張れば持ち上がりそうだよ(笑)。運転席に座ってみると“軽自動車の狭さ”を感じてしまうけど、俺みたいな巨漢のプロレスラーは日本人としては規格外だからね(笑)。まぁ、元々のサイズが小さいんだから、これだけは仕方ない。
でも、軽トラをベース車両に使うことでコンパクトに仕上げているのは面白いと思うよ。盆栽や箱庭みたいな発想で、これは日本ならではだよね。いかに小さく、機能的に作るかを徹底的に考えているから、装備の多くはパズルみたいに組み合わせて使う仕組みになっている」(矢野選手)
外から見るとわかるように(上写真)、天井が上にポップアップし、ベッドスペースができる仕様となっている。
「ポップアップする天井のベッドは、俺でもギリギリ寝られる大きさだから、普通の大人なら2人が余裕で使えると思う。外側から見ると狭そうに見えるけど、実際に使ってみると意外と快適。カプセルホテルみたいなイメージだけどね(笑)」(矢野選手)
サイドテーブルが置かれたダイネットスペースは、テーブルの天板をはずして足を折り畳むことが可能。シートレイアウトをパズルのように組み合わせると2人が寝転ぶことができるベッドに早変わり。その様子に矢野選手も感激したご様子。
「2人の大人が寝られるスペースになるのはスゴイ! 組立作業を見ていると、手品を見ているような不思議な感覚だね。ということは、ポップアップの2階で2人、このフロアで2人、合計4人が寝られるのか。キャンピングカーとしては十分だね。ホテルやコテージを予約しなくてもいいし、テント設営を気にせず、どんな場所でも宿泊できるのはかなりの魅力だよ。実際に上のベッドにも下のベッドにも寝てみたけど、100kgを超える俺の体重でも問題なし。耐久性に心配はなさそう」(矢野選手)
“かゆい所に手が届く”サービス精神が素晴らしい!
インディ108は日本のキャンピングカー専門店、TOWAのオリジナルだけに、日本人ならではの感覚が満載されている。
「居住スペースは不思議な感覚。外側から見ると小さくて狭そうに見えるけど、足を踏み入れてみると想像よりも広々とした感じがする。これも狭い空間をやりくりする日本ならではの設計のおかげなんだろうなぁ。作りも良いし、日本人の“かゆい所に手が届く“的なサービス精神は素晴らしいよね」(矢野選手)
網戸付きドアの脇には、水道が使えるステンレスのシンクがあり、シンク脇には外部シャワーにもなるシャワーフォーセットを配置。また、シンク上部には調理道具などが入る収納性に優れたキャビネットがあり、簡単な料理なら車内での調理も可能だ。
「いきなりアウトドアで料理するよりも、しっかりとしたキッチンで下ごしらえをして料理を作ったほうが効率的。機材を用意する時間を必要としないぶんだけ、遊べる時間が長く使えるのがいい。釣りやトレッキングみたいに、出かけた先で遊ぶためのベースキャンプとして使うならインディ108はオススメだね。家族でゆったり……とは行かないけど、ひとりで趣味を満喫したい人や、リタイアした夫婦でゆっくりと景色を眺めに行くには便利なクルマなんじゃないかな」(矢野選手)
価格もコンパクトなサイズも大きな魅力
軽自動車がベースで8ナンバー登録なので、税金や保険も安いのも特徴。車両価格は279万5000円からとなっているが、矢野選手の金額感の印象はいかに?
「最近の軽ワンボックスは、ちょっと上のクラスを選べば200万円を超えてしまうこともあるからね。それを考えると、キャンピングカーとしての性能を凝縮したモデルがプラス80万円ほどで手に入るのはかなりのお買い得かも。コンパクトなサイズは運転に自信のない人にも最適だね。
駐車スペースは普通の駐車場でOKだから、キャンピングカーであっても持て余すことない。日常の足としても使えるコンパクトさは大きな魅力だと思うよ。ちょっと豪華な軽自動車として使えちゃうから、セカンドカーを持つ余裕がない人にもベストなチョイスなんじゃない?」(矢野選手)
矢野選手は、軽自動車ベースのコンパクトサイズながら、機能性に富んだINDY 108を大いに気に入った様子でした。以降も、矢野選手のキャンピングカー体験は続きますので、お楽しみに!
【SPEC】 ※2WD・オートマチックの場合
ベース車両:ダイハツ「ハイゼット」・日産「クリッパー」・マツダ「スクラム」、全長×全高×全幅:3390×1990×1470mm、乗車定員:4名、総排気量:658cc、最高出力:53ps/7200rpm、最大トルク:60N・m(6.1kgf・m)/4000rpm、駆動方式:2WD/4WD、車両本体価格:279万5000円~(税別)
<主要装備>
●リクライニングシート(運転席/助手席)●ポップアップ式ルーフベッド(2100㎜×1160㎜:2名)●ダイネットベッド(1950㎜×1130㎜:2名)●ダイネットテーブル●キャビネット収納●エントランス網戸
●集中スイッチパネル●ステンレス製シンク●給水/排水タンク●外部シャワーフォーセット●LED照明●遮光ブラインド付きアクリル窓
【大会情報】
KING OF PRO-WRESTLING
10/10(祝)@両国国技館
秋のビッグマッチ「KING OF PRO-WRESTLING」両国国技館大会決定! 毎年、名勝負が繰り広げられている歴史が動く“秋の両国”
WORLD TAG LEAGUE 2016
12/10(土)@宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
WRESTLE KINGDOM 11
2017/01/04(水)@東京ドーム
プロレス界最大のビッグイベントでファンの間ではお馴染みの通称「イッテンヨン」こと東京ドーム大会が開催決定! 年に1回の「闘い詣」に日本中からファンが集結する。
※最新情報は新日本プロレス オフィシャルサイトへ
写真/和田清志