GetNavi web×新日本プロレス コラボ連載
Toru Yano VS SUNLIGHT Coach built A68
アウトドア好きレスラーがキャンピングカーを試す企画の第3弾!
新日本プロレスのヒールとして大人気の矢野 通選手は、反則をも厭わないファイトスタイルで知られていますが、実はキャンプとBBQを愛するアウトドアマン。多忙な時間の合間を縫って、手軽に楽しめるキャンピングカーに興味津々です。そこで、矢野選手にぴったりなキャンピングカーを選ぼうというのが本企画。そのラストとなる今回は、ドイツ生まれのリッチなモデルとして人気の高い「SUNLIGHT Coach built A68」をお試ししました!
PROFILE
矢野 通(やの・とおる) 矢野選手のTwitterはコチラ
東京都荒川区出身。新日本プロレス所属。第51代、第59代IWGPヘビー級タッグ王者。新日本プロレスを代表する曲者として知られ、「YTR」「崇高なる大泥棒」「酒飲み日本代表」などのニックネームを持つ。身長186cm、体重115kgの体格を生かした得意技は鬼殺し、裏霞、赤霧、黒霧島、大吟醸など酒に由来するものが多い。お約束のポーズは、自らの頭を両手親指で指す「YTRポーズ」、両手のひらを見せて肩をすくめる「デニーロポーズ」など。反則技を繰り返すヒールスタイルだが、そのキャラクターが熱狂的なファンに支持されている。自らスポーツバー「EBRIETAS」を経営するなど実業家としても手腕を振るう。
【お邪魔したお店】
東和モータース 東京本店
東和モータースはキャンピングカーの総合ディーラー。関東に6店舗・北海道に1店舗を展開し、軽キャンピングカーから輸入モーターホームまで取り扱い、中古キャンピングカーも豊富な在庫がある。修理やパーツ販売はもちろん、キャンピングカーのレンタルサービスも行う。東京本店はキャンピングカーのディーラーとして珍しく23区に居を構え、アクセスが良い。
住所:東京都杉並区上高井戸1-21-18
これだけサイズに余裕があると贅沢にバカンスが楽しめそう
――矢野選手、今回のモデルがラストになりますが、ご用意させていただいたのはドイツ生まれの「SUNLIGHT Coach built A68」です。このクルマはヨーロッパで最大級のメーカーとして知られるデスレフ社が立ち上げた兄弟ブランドで、日本仕様の右ハンドルや6速オートマチックを標準装備しているのが大きな特徴です。
矢野 いいね。その気持ちが大切だよね。日本人に売るために、しっかりと考えてくれる……その気持ちがうれしい。クルマに限らず外国製品って、日本で使いづらかったりすることがあるからね。
――今回のモデルはサイズ的にも大きくて、全長6630㎜、全幅2330㎜、全高3106㎜になっていて、ベースにはフィアット・デュカトというトラックを使っているそうです。
矢野 トラックベースでもカッコイイ。フロントのデザインも“働く車”って感じがしないからスマートに見えるし、スポーティなイメージが遊び心を刺激するんだよな。サイズ的にはヘビー級って感じがして悪くない。最初の軽自動車ベースの「インディ108」、前回のボンゴ・トラックベースの「カービィDC」に続いて、どんどん階級が上がっているけど、長期の休みが取れるなら、これくらいの余裕があると贅沢にバカンスが楽しめそうだね。
運転席がカッコイイ! 車幅が大きいので慣れるまで時間が必要
――矢野選手、早速ですが、運転席から見てください。サイズ的にはどうですか? かなり余裕があると思うのですが、この「Coach built A68」はシリーズの中でも最もコンパクトなモデルらしいです。
矢野 おー、余裕だよ余裕! ヘビー級の俺が座っても快適なんだから、普通の日本人サイズなら全く問題ないでしょ。それに、運転席のデザインもカッコイイ。商用的なチープさが無いし、ウォークスルーで後ろに移動できるのも便利。ただし、運転席に座ると車幅を感じる。普通免許で乗れるってことだけど、慣れるまでには時間が掛かりそうだね。狭い道には入らないことが前提になりそう(笑)。シリーズのなかで最もコンパクトらしいけど、これ以上のサイズだと、日本の道路じゃ厳しいと思うよ。
余裕のベッドをはじめ車内の設備は至れり尽くせり!
――室内はどうですか? このモデルは運転席の上と、ボディの最後尾に二段ベッドがあるんですけど…。
矢野 運転席の上のベッドは高さがあるし、天窓も付いているから快適。サイズも大きいから熟睡できるね。後ろのベッドは二段式だけど、クッションも悪くないし、186㎝の俺が余裕で寝られるのは、やっぱり外国人規格(笑)。
――実は、後ろのベッドスペースは折りたためて、ここが独立したガレージとしても使うことができるんですよ。
矢野 おおぉ、すごいね。これなら自転車や小型のオートバイが入るんじゃないの? 遊び道具を満載にしてキャンプに行けるのはうれしいよな。サイドにレールやフックが装備されているから荷物を固定できるのも考えられてるね。
――車内スペースにはキッチンやシンク、独立したスペースにはシャワールームやトイレ、洗面台まで用意されています。
矢野 シャワーとトイレ、洗面台が別々なのは贅沢だね。これなら、キャンプ場じゃなくても、クルマさえ停められればどこでも泊まれちゃう。車中泊のイメージよりも “動くホテル”ってイメージ。それに、キッチンのコンロが3つだよ(驚)。俺も飲食店をやってるから分かるんだけど、しっかりと料理をするにはコンロは3つあると便利なんだよ。冷蔵庫も装備されているし、本当に至れり尽くせりだね。キャンプ料理じゃなくて、普通の料理を贅沢なリビングシートで楽しめるなんて贅沢過ぎない?
こんなクルマで日本中を旅したら楽しそう!
――矢野選手、実はこのリビングのシートもベッドとして使えるので、組み立ててみますね…。
矢野 えっ、まだベッドがあるの? 合計6人の大人が寝られるってことだよね。それも、どのベッドも余裕サイズだから、寝る場所の取り合いにならないで済む(笑)。このクルマは本当にホテル並みの装備だから、キャンピングカーというよりもモーターホームだね。室内の装備もウッドの優しいイメージだし、照明もLEDを使った間接照明だから、本当に贅沢な時間を過ごすことができる。こんなクルマで日本中を旅したら楽しいだろうな……。夢がふくらむね(笑)。
――最後に、気になる車両価格ですが「SUNLIGHT Coach built A68」はなんと820万円です!
矢野 やっぱりね……それくらいはすると思ったよ(笑)。でも、考え方を変えれば、輸入車の高級セダンやSUVを買うと思えばリーズナブルだよな。一般人には手が出しにくいけど、クルーザーや別荘を考える人なら、絶対にお得だし面白いと思う。好きな時間に好きな場所で贅沢な休日を楽しめるんだからね。
――矢野選手なら余裕ですよね?
矢野 ふざけんなよ~。でも、IWGP王座を獲れば買えちゃうかも……。ちょっと、真剣に考えてみるよ(笑)。
矢野選手、キャンピングカーの楽しさを満喫されたようで何よりです。好きなモデルを購入できるよう、心から願っていますよ! 今回で、矢野選手のキャンピングカー選びの連載は終了。次回は新日本プロレスのスター、オカダ・カズチカ選手の“趣味車”探しをお届けします。お楽しみに!
【SPEC】
SUNLIGHT Coach built A68
ベース車両:フィアット・デュカト 全長×全幅×全高:6630×2330×3100mm 乗車定員:6名 就寝定員:6名(内子供2名) エンジン:直列4気筒DOHC(ディーゼルターボ) 総排気量:2300cc トランスミッション:6AT 駆動方式:FF
車両本体価格:820万円~
【主要設備】
●ダイネットテーブル●オーバーヘッドキャビネット収納●キッチン(3バーナーコンロ)●冷蔵庫(冷蔵167L/冷凍29L)●温水シャワー●カセット式トイレ●LED照明●ルーフベンド●アクリ二重窓●遮光ブラインド●電動エントランスステップ●3方向表示モニター
【大会情報】
KING OF PRO-WRESTLING
10/10(祝)@両国国技館
秋のビッグマッチ「KING OF PRO-WRESTLING」両国国技館大会決定! 毎年、名勝負が繰り広げられている歴史が動く“秋の両国”
WORLD TAG LEAGUE 2016
12/10(土)@宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
WRESTLE KINGDOM 11
2017/01/04(水)@東京ドーム
プロレス界最大のビッグイベントでファンの間ではお馴染みの通称「イッテンヨン」こと東京ドーム大会が開催決定! 年に1回の「闘い詣」に日本中からファンが集結する。
※最新情報は新日本プロレス オフィシャルサイトへ
写真/和田清志