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2022/2/16 21:30

ホテルのような自宅を目指す人が採り入れるべき「面妖なコーヒーメーカー」【愛用品コラム2-4】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品  Season2-4: ネスカフェ「ドルチェ グスト エクリプス」】

●起

長らく活躍した「ドルチェ グスト ジュニオ アイ」が勇退し、現在我が家のコーヒーライフを支えてくれているのがエクリプスだ。すでにネスカフェのサイトには掲出がなく、市中在庫限りの製品かと思われる。

 

●承

まず言及すべきはこのデザインだろう。日蝕をモチーフにしたドーナツ型をしており、コーヒーを淹れるときは、本体上部が手前側に自動でスライドして抽出口が現れる。抽出時の出立ちもまた唯一無二である。

もう少し掘り下げていこう。エクリプスを使っていると「妖しさ」を感じるときがある。夜中、リビングの光量を落としたときに、輪郭が艶やかに色を放つ。リビングを移動すると、光の当たる角度も変わって、艶やかさが追いかけてくる感覚に陥る。エロスを感じる、とまではいかないが、面妖なのだ。

 

●展

だから、家から生活感をなくしたい人、ホテルのような自宅を目指している人、わかりやすくいえばモテを演出したい人には、これほど似合う家電もない。リビングだけでなく、自宅のキャラクターを決定づけるほど強烈だ。

 

ちなみに、ファミリー世帯バリバリの我が家との食い合わせは悪かったのかもしれない。ここのところ、お湯がぬるい現象が続いていて、ご機嫌ナナメだ。普通の家電だったら信頼度を損ねるところだが、そんな不具合も許せるほどの、個性を持ち併せていると言っておこう(近々修理に出す予定)。

 

●結

ミステリアスな形状の一方で、使い方はドルチェ グストだ。専用のカートリッジを設置してボタンを押すだけ。ボタンレスでタッチパネルで容量を選べる。水のタンク容量も「ジュニオ アイ」より多いから、コーヒー党の人も給水の手間が少ない。なお、現行ラインナップには、デザイン性を高めたモデルとして「エスペルタ」がある。こちらは未来を強く感じさせる一品で、エクリプスに惹かれる人はそちらもオススメだ。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週2回程度公開しています。