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2022/2/16 18:30

“常時装着”という新提案! ソニーが耳を塞がない新形状の完全ワイヤレス「LinkBuds」を発売

ソニーは、耳をふさがないリング構造の完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds」(リンクバッズ)を2月25日に発売します。カラーはホワイトとグレーの2色で、実売予想価格は2万3000円前後。

↑LinkBuds(ホワイト)

 

↑グレー

 

LinkBudsは、振動板の中心部を開放した新開発のリング型ドライバーユニットにより、耳をふさがず装着したまま会話なども行えることが特徴。また、同社の完全ワイヤレスイヤホンでは最小・最軽量設計となっており、軽い装着で長時間使用しても耳に負担をかけず、常時装着という新しい使用スタイルを提案しています。

↑ドライバー部分がリング構造になっており、周囲の音も聴こえることが特徴

 

↑装着したまま会話も可能

 

さらに、音の歪みを軽減して音質を高める「統合プロセッサーV1」を搭載するほか、圧縮音源をアップスケーリングするソニー独自の高音質化技術「DSEE」も搭載しています。このほか、周囲の騒音レベルを検知して自動で再生音量を調整する「アダプティブボリュームコントロール」機能も利用可能。

 

近年ではオンライン会議などで通話デバイスとして完全ワイヤレスイヤホンを使用する機会が増えていることを踏まえ、通話時の環境ノイズを抑えてクリアな声で会話できるアルゴリズムを採用。これは、5億サンプルを超えるAIの機械学習により、通話者の声とそれ以外のノイズを分離するもので、騒がしい環境でも快適な音声通話が行えます。

 

ヘッドホンの本体のタップ操作だけでなく、耳の辺りなど本体に触れなくても操作が可能な「ワイドエリアタップ」機能により、再生、一時停止、楽曲のスキップやSpotifyの再生やプレイリストの切り替えができるSpotify Tapと連携した「Quick Access」機能が利用できます。

 

連続使用時間は、本体バッテリーのみで約5.5時間、付属のケースで充電すると合計約17.5時間。IPX4相当の防滴性能を備えており、突然の雨や汗からイヤホンを守ります。

↑充電ケース併用で最大17.5時間使用できます

 

なお、ソニーのイヤホンとして初めて本体とケースに使用する樹脂素材に工場回収の樹脂を活用した再生プラスチックを使用しているほか、個装パッケージはプラスチック使用量ゼロを実現しています。

 

従来では、耳をしっかり塞いで遮音性を高めることが求められていたイヤホンですが、生活スタイルや働き方の変化に伴い、耳を塞がないという新しい価値が生まれています。ソニーのLinkBudsは、そんなニーズの変化を的確に捉えたアイテムといえそうです。

 

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