日本酒の名店を紹介するコーナー。今回は、酒器の違いによる日本酒の新たな楽しみ方を提案する東京・田町の「日本酒バル ゆすら堂」を紹介します。
酒の鮮度と酒器にこだわりもっともいい状態で提供
「落ち着いた空間で、気軽においしい酒と料理を楽しめる、そんな風通しのよい店を目指しました」と語るのは、オーナーの田中祥友さん。
こだわりは、日本酒の鮮度と酒器です。1合売りの日本酒は日替りで約18種類。数は多くないですが、これは開栓による鮮度の低下リスクを防ぐため。様々な味わいのお酒を幅広くセレクトしています。
また日本酒は酒器によって味が大きく変わるお酒。同じお酒でも、酒器を変えて出すと「えっ、こんなに違うの?」と驚くお客さんも多いのだとか。また、日本酒は開栓一日目と二日目でも味が変わってしまうので、そのお酒が持つ甘・辛・酸・苦・香のバランスをもっともよく引き出せる酒器を日々試飲して選んでいます。
天然ものの刺身をはじめ、旬菜や燻製、牛タンなどの料理も自慢。照明はやや暗めで落ち着いて話せると、男女問わず二人客に人気とのこと。料理も充実しているので、1軒目利用のグルメも満足させてくれます。
【お会計の例・カウンター2名の場合】
チャージ×2 760円
風の森 純米吟醸(半合) 582円
酉与右衛門(よえもん) 特別純米 950円
春霞 栗ラベル白 1058円
山芋の雲丹乗せ 出汁ジュレがけ 702円
刺身盛り合わせ2人前 2030円
鶏ささみ一夜干しの燻製 626円
とろける茹で牛タン 1058円
蓮根海老真丈挟み揚げ 842円
合計8608円