本日(9月10日午前2時~)、iPhone 6sをはじめとしたAppleの新製品群が発表されました。
速報的にアップしたAppleの新製品記事「ついにiPhone 6s発表! 5分で読めるAppleスペシャルイベント超速報」は発表概要をまとめたものでしたが、本記事では現地で取材をしているGetNavi統括編集長・松井謙介の気合の入ったレポートをお伝えします。
———————————————————————————————–
ではでは続きまして、現地サンフランシスコより、特派員の松井による触った感想レポートをお届け。もうスペックなどの情報はネット上にあふれてるでしょうから、少し生っぽい情報をお伝えしまーす。
ということで、今回は「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」が満を持して発表されたわけですが、注目の機能は「3D Touch」と「Live Photos」と「4Kムービー」。3D Touchは、Apple Watchユーザーならおなじみの「押し込む」操作により、一層直観的に、というか、一層ダイレクトにiPhoneが操作できるようになりますよ、というもの。
メール内のURLとか飛行機の便名なんかをグーンと押し込むと、ポップアップでその先の情報にアクセスできちゃうわけ。浅く押したらポップアップ、深く押し込んだら、別アプリに遷移ってのが、なんとも感覚的にわかりやすい。
電話アプリのアイコンを押し込んだら、よく使う人が出てきてすぐ電話できるとか、要は操作の「回数」がぐぐぐっと減る印象なのだ。これ、ちょっと地味かな? と思ったけど、使ってみたらもう手放せなそう。これじゃなきゃイヤだ。そうなるのは目に見えている。そんくらい便利。
あと「Live Photos」は、言葉で伝えにくいけど、これ、おもろい! 写真とビデオの中間くらいの機能で、Live Photosで撮影した写真をぐっと押し込むと、写真が数秒動くのだ。サウンドもつく。なんだろうな、この変わった感覚。写真撮影の前と後の数秒間。2秒くらいでしょうか? これが面白い。ようは変化を撮れるわけ。何かを食べて笑顔になった瞬間とか。ちょっとしたポーズを決める瞬間とか。ササっと写真が動くのだ。
それってムービーだろ? って思うかもしんないけど、どうも違うんだな。ストーリーのある写真がムービーなら、Live Photosは、臨場感のある写真っていうか。ストーリーまではわかんないけど、なんか、写真撮ってる人も撮られてる人も楽しいそうねって、空気が切り取れてるの。これ斬新。子どもいる人、マストね。ペットいる人もマスト。
で!
で!!
4Kですよ。あんね。これね、「アンビリバボー」って言ったよ、俺。
アメリカの説明員からレクチャー受けて、8割何言ってるかわかんなかったけど、4Kムービー見た後、アンビリーバボーって言った。恥ずかしげもなく。それくらいアンビリバボー。6sの画面で見たんだけど、ちょっと信じられないような高密度画質で、生々しささらに倍。これだけのために買ってもいい。そう思った。水上スキー? かなんかの動画も見たんだけど、水しぶきが一粒ずつ見えて、マジでスゲぇ! もちろん4K撮れるデジカメもビデオカメラもあるし、いろいろ見てきたけど、なんかiPhoneで4K撮って、モニタは1334×750ドット液晶(326ppi)なんだけど、とにかく高密度で、感動した。撮りたいよ。これで。
子どもいる人、マストね。ペットいる人もマスト。また同じこと言うけど本音ね、これ。アンビリーバボー。なかなか自然に出ないよ? しかもアメリカ人に向かって、アンビリーバボーっていう日本人はたいていバカです。でもね。バカでもいい。4Kだもの。
あと試せなかったけど、指紋認証が速度2倍とか、Retinaフラッシュとか、SiriいつもONとか、おもろい機能てんこ盛り。買うね。買わないとだめね。
どうせ対して変わってないのに、Apple好きなヤツはまったく…とか、ね、そんな意見あるじゃん? 自分そうだった。でもね、使ったらやっぱ、いいわ。欲しくなるって。そして満足感すごいって。6sもいいけど、うーん迷うな、でも6s Plusだな。写真とかビデオ撮る機会増えるから、個人的には大きめが吉。見るときやっぱでかいほうが楽しい。でもうーん、迷う。
でもね、これね、4K動画とかLive Photosとか、はっきりいって宝物すぎる。子どもとか撮って、しっかりバックアップとっときゃいいんだけど、もしなくしたりしたら泣く。なんかiPhoneが高機能することで、中身のコンテンツのお宝度もあがり続けてて、もうなくせない。酔っぱらって埼京線で落とせない自分がいる。それが怖い。そんな心配するくらい、スゲーよ。
iPad Proも超ほしい。Apple Pencilがめちゃ滑らかで、これまでのペンタブとちょっと異次元すぎた。紙とペンだよあれは。で、ね、ずーっと客がPencil試すの見てたんだけど、あれな、外国人絵が下手な。欧米人か。5、6人見たけど、なんかぐにゃぐにゃな線を描いてOH! だよ。それで何がわかるってのよな。
俺はね、ジバニャン描いてやったよ。サンフランシスコで。Appleの説明員が「OH! アンビリーバボー」だよ。こちとら子どもと一緒にジバニャン数千回描いてるんだっつうの。で、ね。うまくかけた。線の太さを感圧で変えながら、いろんな色使って、上手くかけたよ自画自賛。タブレットとかでうまく絵が描けるためしないけど、これはいい。「THIS CAT IS JIBA-NYAN」。そうお伝えしたよ。
あとApple TVもApple Watchも語りたんだけど、まずはこの辺で。
あ、最後にさ、One Republicがライブしたの。みんな頭がiPhone色だから、ライブの途中とかに退席している人とかいたけど、あのね、いいライブだった。Counting StarsやI Lived、Good Lifeの3曲のミニライブだけど、スゲーよかった。Counting Starsのさ、ライアン・テダーの歌ってすげー色気あるし(かすれるとことか)、バックの演奏は若干土っぽくてアメリカなんだけど、全体的は上品なんだよね。それがまたいい。
知らない人がほとんどだと思うけど、去年のiPhone 6の発表会でもOne Republicの曲が流れてたんだよ。Apple Store銀座で。あーなんかApple好きだよね、と思ってたの。去年。これね、おそらく他のIT系メディアでは書かれない、ゲットナビだけの情報。求められてないかもしんないけど。で、閉会後はLove Runs Outが流れてた。あのね、これもキラーチューンだからみんな買って。
あのさ、どんな媒体でもライブ情報薄いじゃん? だから濃くした。ワン・ダイレクションと間違っちゃいけないし、ワンオクでもない。俺はね、ライアン・テダーのタンバリン・ワークが好きなの。Counting Starsですごく効いてるし。あーよかった。だから日本のメディアも、もっとライブレポートしようよ。Appleのライブはスゲーんだよ。KTタンストールのときとかシビれたもの。
ということで、この辺でお開き。
また余力あったら書きます。Counting Stars!!!