アイテム好きの皆さんにあっては収集欲が高まってシューズクロークにいろいろなシューズが積み上がっているという人も多いのではないでしょうか。そのせいもあり、今日はどれを履こうと結局は悩みがち。そんな時は、「迷った時にはこれ!」というベターアイテムを用意しておくのが吉です。
身支度の時間をスムーズにしてくれるシューズとして、オススメしたいのがR-TECHソールを採用した「セダークレスト」の最新シューズ。今回はGetNavi web編集部員がその実力を図るべく、さまざまなシチュエ ーションで履きまくってみました。「今日、どの靴を履こうかな」と迷ったときの救世主になるのか。6490円という魅力的な価格のコスパにも触れます。
セダークレストとはどんなブランド?
セダークレストは1925年、米国テネシー州で誕生しました。「米国スモーキーマウンテンに生息する杉」の名前に由来し、ワークブーツから始まった歴史の中で、フィールドを荒野から町へと拡張。ワークブーツ以外にも、歩行性と履きやすさを追求したデザインのビジネスシューズやスニーカーなど、様々なスタイルの最新トレンドシューズを発売しています。
同ブランドのシューズが購入できるのは「シュープラザ」や「東京靴流通センター」、「靴チヨダ」、公式オンラインショップ「kutsu.com」などがベース。普段ブランド系の店舗を巡るスニーカー&シューズフリークの皆さんが見落としやすいショップにも注目すべきアイテムとの出会いがあるんです。
セダークレストの新作カジュアルシューズは柔らかい、軽い、滑りにくいの三拍子が揃った天然ゴムを使ったR-TECHソールで快適な履き心地を提供してくれます。
「セダークレスト(CC-1101)」のディテールにクローズアップ
セダークレストの魅力を知ってもらったところで、ここからは今回ピックアップした「セダークレスト(CC-1101)」を掘り下げていきます。
このシューズの特筆すべき点はなんと言っても天然ゴムを発泡した素材のR-TECHソール。一般的にゴムの木から採れる天然ゴムは強度や弾力性に優れていますが、逆に重くて硬いという欠点があります。
R-TECHソール搭載のセダークレストは片足重さ290g(CC-1101、27cmの場合)。軽く柔らかいままにクッション性をキープ。そして屈曲性を持ち、天然ゴムの特徴である防滑性は従来のラバーソールより大きく優れています。ここからその高い機能性が宿ったディテールを紹介していきます。
洗練されたデザインのヒールタブのおかげで、脱ぎ履きが楽に行えるのもポイントです。また、自然で育ったゴムの木からできる樹液より作られた天然ゴムは、環境や人体にも配慮。昨今の時代背景にフィットするサスティナブルな素材です。
検証!「セダークレスト(CC-1101)」を実際に履いてみた
ここまで紹介した柔らかい、軽い、滑りにくいの三拍子が揃った高機能シューズ「セダークレスト(CC-1101)」。果たして、発泡天然ゴム素材のR-TECHソールのメリットである高反発、防滑性、衝撃吸収性の実力は本物なのか? GetNavi web編集部員・野田が実際に着用し検証してみました。
【その1】ちょっとしたお買い物へ
「自宅から隣駅のスーパーまでお買い物へ。最近近所へのお出かけには、ソールの薄いスニーカーをよく履いていたので、『セダークレスト(CC-1101)』に足を入れた瞬間驚いたことは、ソールが全体的に柔らかく、クッション性の高いことです。特にかかとのホールド力が高く、心地よいフィット性を感じられました。これは、長時間歩く際にはぴったりのシューズだと思いましたね」(野田)
【その2】坂道でも快適な一足
「さすが軽いだけあって足運びもスムーズで、坂道でも足の疲れはありません。ソールはやや厚みがあるので、クッション性と安定性が良好です。住んでいる地域によっては、傾斜が急な坂道がある人は多くないかもしれません。しかし、コンクリートで出来たちょっとした坂道、特に濡れた状態の坂道は危険で、私は転んだ経験がかなりあります。そういった場合にも、安心でしょう」(野田)
【その3】濡れた路面でも安心
「続いて雨の日、濡れた道路を歩いてみました。凹凸がしっかりしたゴム製ソールだけあり、グリップ力が高く、次の一歩を出しやすいうえ踏ん張りも利くので、歩いていて安定感がありました。上記でも述べたように濡れた状態の路面は、ツルッと滑ったりして危険な時があります。そんな時R-TECHソールのようなグリップ力は大切。しかし、防水機能は備えていないので、大雨などの時は厳しいですが、ちょっとした雨の日にはグッドかと思います」(野田)
クッションが柔らかく、足を包み込んでくれるかのような履き心地
R-TECH搭載のセダークレストは快適だからこそ、ちょっとコンビニへ、週末のご近所探索&散歩の時など、「今日、どの靴履こうかな?」と迷ったときの一択になるのは間違いありません。履き潰しという表現は良くないかもしれませんが、長く愛用したあとにまた気軽にリピートできるコスパを誇り、1足持っていることで日々のためらいが減る、そんな快適シューズです。
ステッチを減らし、ラバーストラップが付き、よりスポーティなデザインのモデル「CC-1102」もリリースされます。カジュアルなスタイルを楽しみたいという方には、こちらのモデルもオススメです。
撮影/篠田麦也 スタイリング/宮崎 司
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