本稿では、「つけ麺」や「まぜそば」がウマい店をドーンと紹介していく。ガツガツ・モリモリ食べて元気になれるような“渾身の一杯”を出す店を テーマに、看板メニューや店内・外観写真などの基本情報を中心にお伝えしよう。これを機に、紹介した店の味を己の舌で確かめてもらえれば本望だ。
■本日のお店
支那そば 八雲
交通:東急田園都市線 池尻大橋駅徒歩8分
住所:東京都目黒区大橋1-7-2 オリエンタル青葉台2F
総座席数:11席(カウンター11席)
妥協なき味の追求で“白”と“黒”の醤油に到達!
「支那そば 八雲」は目黒区で異彩を放つラーメン店だ。2005年に中目黒から池尻大橋に移転。その際に、以前からあった黒出汁に加え、白出汁のラーメンづくりに取りかかり、現在では押しも押されぬ人気店となった。浜田山の名店「たんたん亭」で修業を積んだ店主が、独自に改良を重ねたラーメンやつけ麺には、地元のみならず地方にも多数のファンを有する。
「八雲」の味の決め手となっているのは茨城県産の醤油。出汁は丸鶏、煮干し、鯖節などを採用する。営業していくなかで、徐々に食材を加えていったのだそう。よりいい素材に出合うと、積極的にその素材に変更するという店主の探究心が、現在の至極の一杯を作り上げたのだ。
しかしいまなお、同店の進化は止まらない。現在では「従来にない、まったく新しいラーメンを開発中」とのこと。こちらもどんな仕上がりになるのか楽しみである。
※価格やメニューは変更になっている場合があります。