米グーグルは開発者向けイベント「Google I/O」にて、同社初のスマートウォッチとなる「Pixel Watch」のデザインや概要を先行公開しました。
これまでスマートウォッチプラットフォーム「Wear OS」をメーカー向けに提供していたものの、スマートウォッチそのものは販売していなかったグーグル。そのグーグルが満を持して導入するPixel Watchは、スマートフォンの「Pixel」シリーズやワイヤレスヘッドホン「Pixel Buds」との連携が特徴となるでしょう。
Pixel Watchは丸型のドーム型デザインを採用し、サイドには触覚的なリューズ(クラウン)を搭載。本体にはリサイクルされたステンレス素材を使用している一方、バンドは簡単に交換することができます。また、インターフェイスもPixel Watchの丸みを帯びた形状にあわせてカスタマイズされています。
Pixel Watchは新しい「Wear OS」を搭載し、Google マップやアシスタント、ウォレットなどのアプリを使うことができます。さらにフィットネスブランドの「Fitbit」のヘルスケア・フィットネスツールが利用可能。
PixelスマートフォンやPixel Buds Proとの連携は、「ファストペアリング」を利用して素早く接続。音声出力の切り替えもスムーズです。さらにPixel Watchでは、再生しているコンテンツの操作や音量調整を行うことも可能。そのほかにもさまざまな機能があります。「デバイスを探す」機能では地図上で位置を確認することができたり、スマートホームデバイスへのアクセスできたり。
Pixel Watchは2022年秋に登場予定。グーグル初のスマートウォッチは、PixelスマートフォンやPixel Budsなど、ほかのPixelデバイスと組み合わせることで、活用の幅が広がりそうです。
Source: グーグル via 9to5Google