2022年秋に登場が予想される「iPhone 14(仮)」シリーズのうち、高価なモデル「iPhone 14 Pro」について予想レンダリング画像が公開されています。
これは、YouTubeチャンネル『Front Page Tech』にて、有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)のJon Prosser氏が公開したもの。レンダリングCGはアップル未発表製品の予想でおなじみのIan Zelbo氏により作成され、これまで伝えられてきた数々の噂(CAD画像や寸法、流出した回路図、アクセサリーの生産用の金型など)を取り入れています。
まず、iPhone 14 Proの前面は、ノッチ(画面上部の切り欠き)の代わりに横長と円形のパンチホール(画面に開けられた穴。その下に自撮りカメラや顔認証パーツを置く)が中央に配置され、ディスプレイ周りの枠もスリムになっているようです。また画面がやや縦長になるのは、前面パネルと称された写真からも窺われたことです。
背面の最も目立つ変化は、大きくなったカメラ周りで、前モデルより57%大きいセンサーと8Kビデオの撮影ができる48MPカメラ(前モデルでは12MP)を搭載。6.1インチのiPhone 14 Proと6.7インチのiPhone 14 Pro Maxは同じカメラを採用すると予想されますが、その分(小さいほうの)14 Proではカメラの大型化がより顕著に現れているようです。
また、レンダリング画像では、iPhone 14 Proの角は前モデルよりも丸みを帯びている模様。背面カメラが大きくなった分だけ、角の半径も大きめにせざるを得なかったのかもしれません。それにより、「iPhone 12 ProからiPhone 13 Pro」よりも「iPhone 13 ProからiPhone 14 Pro」へのデザインの変化は大きくなりそう。
さらにProsser氏は、iPhone 14シリーズに新色としてパープル(紫)が加わるとも強調しています。これは中国方面からの噂話とも一致するものであり、ほかにもProモデルとしてはグラファイト、シルバー、ゴールドのカラーバリエーションもあると描写されています。
先日、Prosser氏は、2022年秋の新型Apple Watchについて予想図をお披露目していました。ここ1年ほどProsser氏のアップル関連リークは大人しくなった印象がありますが、それはアップルが自社の従業員にボディーカメラを付けさせて情報漏えいを厳しく取り締まるようになったためかもしれません。今回の予想レンダリング画像が当たるかどうかも見守りたいところです。
Source:Front Page Tech
via:MacRumors