中国シャオミが出資するBlack Sharkから、新型ゲーミングスマートフォン「Black Shark 5 Pro」がグローバル市場向けに発表されました。
これまでも、尖ったスペックのゲーミングスマートフォンを投入してきたBlack Shark。2022年4月に発表された「Black Shark 5」は、プロセッサーこそSnapdragon 870とミドルレンジ向けであるものの、144Hz駆動のディスプレイや最大12GB RAM、最大256GBの内蔵ストレージを搭載するなど、特徴的なモデルでした。
Black Shark 5 Proはプロセッサーを最新の「Snapdragon 8 Gen1」に刷新することで、さらなるパフォーマンス向上を実現。これに最大16GB RAMと最大256GBの内蔵ストレージが組み合わされています。
6.67インチの有機ELディスプレイは144Hz駆動と、720Hzのタッチサンプリングレートを実現。また、デュアルゾーン感圧機能により3Dタッチ操作も可能です。
本体の左右にはポップアップ式ボタン(トリガー)を搭載し、携帯ゲーム機のLRボタンのように利用できます。またゲーム以外でも、アプリケーションのショートカットボタンとしても動作可能です。
内部には4650mAhの大容量バッテリーを搭載し、120Wの高速充電にも可能。わずか15分で、バッテリーの満充電が可能です。さらにスピーカーはハイレゾオーディオに対応するほか、4つのマイクによりクリアなボイスチャットが可能。
背面には1億800万画素メインを含むトリプルカメラを搭載しています。
Black Shark 5 Proはすでに公式サイトにて販売が開始されており、価格は799ドル(約11万円)からとなっています。円安のせいか割高なスマートフォンのようにも見えますが、他社のフラッグシップモデルと比較すると、最新スペックを手頃な価格で入手できる魅力的なスマートフォンといえそうです。
Source: 9to5Google