米Meta(旧Facebook)は自社のSNSプラットフォーム向けに、衣類などのデータを購入できるアバターストアを立ち上げました。
2021年にFacebookからの社名変更を発表したMetaですが、FacebookやInstagram、WhatsAppなどのSNS事業は同社の基幹事業として継続されています。また今年には、InstagramのプロフィールにNFT(non-fungible token:非代替性トークン)が設定できるようになると発表しました。
Metaが開設したアバターストアは、FacebookやInstagram、Messenger向けのものです。最初に登場したブランドとしてはプラダやバレンシアガ、トム・ブラウンがあり、モトクロス用の服、ロゴ入りパーカー、スーツなどを購入できます。さらにMetaのCEOことマーク・ザッカーバーグ氏は、近日中にさらに多くのブランドが追加されるとも述べています。
このようなファッションブランドとテック企業の連携はますます強化されており、昨年にはゲーム『フォートナイト』でバレンシアガのスキンが導入。またゲーミングプラットフォーム『Roblox』には、グッズ購入などが可能なグッチタウンが登場しました。
記事執筆時点ではアバターストアがいつオープンするのか、あるいはユーザーがどのようにしてアイテムを購入できるのかの詳細については、明かされていません。しかしオンライン上でもファッショナブルにアバターを着飾りたい人にとっては、魅力的なオファーとなりそうです。
Source: Meta Newsroom / Twitter via The Verge