「Ingress」や「ポケモンGO」でおなじみのナイアンテックが、リアルワールドを舞台としたモバイルゲーム「NBA All-World」を制作中だと発表しました。その名の通りNBAから公式ライセンスを受けており、「バスケットボールを毎日の生活に取り入れ」られる新たなスタイルのゲームだそうです。
本作のシニアプロデューサーMarcus Matthews氏はバスケットボールに非常に思い入れがあり、最初にプレイしたバスケットボールゲームは1980年代初め、Apple IIの「One on One: Dr. J vs. Larry Bird」 までさかのぼるそうです。またセガ社で「NBA 2K」の1作目のプロデューサーをしていたそうで、バスケゲームの取り扱いには期待できそうです。
さて新作「NBA All-World」はバスケットボールの 1-on-1やコレクション要素、ファッションなどが現実世界と融合する新たなスポーツゲーム体験だそうです。開発パートナーは数々のスポーツゲームの開発経験があり、ライト層とコア層に両方ともアピールすることに長けたHypeGamesだと明かされています。
本作はいつリリースされるか不明ですが、すでにソフトローンチ段階に入っているとのことです。まだ提供地域に日本が含まれるかどうかも分かっていませんが、それは今後の最新情報をお楽しみに、といったところです。
ナイアンテックはARゲームでは向かうところ敵なしのようですが、実は2019年にサービス開始された「ハリー・ポッター:魔法同盟」が約2年半で幕を閉じています。
街角にいる野生のNBA選手にバスケットボールを投げて捕まえたり、道に落ちている服を着せ替えできたり……と夢が膨らみますが、日本になじみが薄いNBAのARゲームを国内でも提供するのか、続報を待ちたいところです。