米グーグルと修理業者のiFixitは、「Pixel」スマートフォンの純正修理パーツの販売を開始しました。
もともと、2022年4月に発表されていたグーグルとiFixitとの提携。これは、iFixitのサイトで純正の修理部品を販売し、ユーザーが購入して自分で修理するというプログラムです。すでに、米マイクロソフトやサムスンもiFixitと提携し、修理部品の販売を始めました。
今回、iFixitにて販売が開始されたのは、「Pixel 2」から「Pixel 6」までのディスプレイ、バッテリー、充電ポート、接着剤、リアカメラといった部品。「Pixel 6a」の部品販売も2022年秋から開始される予定で、修理ガイドの完全セットも同時期に販売されます。
修理部品の価格を見てみると、例えばPixel 6 Proのリアカメラは「Genuine Part」として169.99ドル(約2万3250円※)で販売されています。修理工具「Fix Kit」は7ドル(約960円)。さらに、購入サイトからはiFixitが作成した画像付きのステップバイステップの修理ガイドを閲覧することもできます。
※1ドル=約136.7円で換算(2022年6月30日現在)
iFixitの修理パーツは米国、英国、カナダ、オーストラリア、およびPixelスマートフォンが販売されているEU各国にて購入可能。消費者によるガジェットを自分で修理する権利の拡大が叫ばれる中、このような純正修理パーツの販売はますます拡大していくことが期待されます。
Source: iFixit via 9to5Google