今年秋に発売される「iPhone 14」シリーズでは、通常価格モデルは(米国価格で)お値段据え置きながら、高級なProモデルは100ドル値上げされるとの噂が伝えられています。
iPhone 14シリーズでは、通常価格モデルのデザインはノッチ(画面上部の切り欠き)が残り、プロセッサーも13世代と同じA15 Bionicのまま。その一方でProモデルはノッチがなくなって「ピル+パンチホール」(画面に横長の穴と丸い穴が開けられる)となり、新型プロセッサー「A16」が搭載されて背面カメラの性能も上がると予想されています。
有名リーカーThe Galox氏は、これらプレミアム要素のため、Proモデルはさらに高くつくと予想している次第です。Galox氏の情報は当たり外れはありますが、iPhone 14のProモデルがiPhone 13 Proモデルよりも高くなることは他のリーカーも噂してきたことです。
iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max
– A16 Bionic
– 6.1 | 6.7 inch 120hz Amoled Display
– 48/12/12 cameras
– 128/256/512/1TB storage & 8gb ram
– 3,200 | 4,323mah battery
– Always On Display
– Face ID
– iOS 16$1099 | $1199 pic.twitter.com/roMxY8cBmd
— Anthony (@TheGalox_) June 28, 2022
さてGallox氏が予想する「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」の価格とスペックは次の通りです。
- プロセッサー:A16 Bionic
- 画面: 6.1インチ|6.7インチ 120Hz 有機ELディスプレイ
- 背面カメラ解像度:48MP/12MP/12MP
- 内蔵ストレージとメモリ:128/256/512/1TBで8GB RAM
- バッテリー容量:3200|4323 mAh
- 特徴 常時表示ディスプレイ、Face ID、iOS 16
- 価格:1099ドル|1199ドル
また一方で、今年の通常価格モデルは5.4インチのminiがなくなり、代わりに6.7インチの「iPhone 14 Max」(またはPlus)が発売されると見られています。こちらの価格は899ドルと予想されていますが、もしもiPhone 14 Proを前モデルと同じ999ドルに据え置けば、価格差はわずか100ドルとなります。
しかしアップルが通常モデルとProモデルの価格差200ドルを守りたければ、iPhone 14 Pro Maxを100ドル上げるのが理に適っているとも思われます。
こうした様々な情報を総合して、スマートフォン情報サイトPhoneArenaがまとめた価格の予想が次の通りです。
- iPhone 14 799ドル(iPhone 13と同じ価格)
- iPhone 14 Max 899ドル
- iPhone 14 Pro 1099ドル
- iPhone 14 Pro Max 1199ドル
では、日本での価格はどうなるのか? アップルは7月1日からiPhoneやiPad、Apple Watchの国内価格を一斉に値上げしており、たとえばiPhone 13は11万7800円(税込)となっています。その一方で、米国価格は799ドルのまま。つまり、1ドルが約147円という計算です。
これに基づき、iPhone 14シリーズの価格をざっと試算してみると……
- iPhone 14 11万7800円
- iPhone 14 Max 約13万2500円
- iPhone 14 Pro 約16万2000円
- iPhone 14 Pro Max 約17万7000円
今年の秋は、新型iPhoneを売るアップルも、買い求めるユーザーにとっても、辛い季節になるのかもしれません。
Source:The Galox(Twitter)
via:PhoneArena