アウトドア
2022/7/14 10:30

人気アウトドアブランド大解剖! ポップなアイテムをラインナップ「CHUMS編」

1980年代前半、機能至上主義だったアウトドア業界にデザイン性という機軸を提示して衝撃を与え、一躍有名に。タウンユースにも違和感なく取り入れられるファッション性の高い製品の数々は、幅広い層に受け入れられている。

※こちらは「GetNavi」 2022年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

アパレルからキャンプギアまでポップなアイテムをラインナップ

CHUMS

CHUMS

チャムス

ブランド設立年: 1983年

国内店舗数: 6店舗(内アウトレット3店舗)

URL: https://www.chums.jp

 

1983年、激流で激しく揺れるボート上からサングラスを落とさないために、メガネホルダー「オリジナルリテイナー」を開発したことからブランドの歴史は始まった。

日本でその名が広く知られるきっかけとなったのは、1986年に発売された「ハリケーントップ」。スナップボタンのヘンリーネックが特徴的なスウェット生地のトップスで、鮮やかなカラーバリエーションと、ゆったりとしたシルエットでまたたく間に大人気に。機能美こそ最上とされていたアウトドア業界に一石を投じるエポックメイキングな製品となった。

その後、2008年には当時、世界で唯一の直営店となる表参道店がオープン。2000年代にはマグカップやシェラカップといったキャンプ用品も徐々にリリースし始める。いまでは、テントやタープ、シュラフに至るまでキャンプ用品をほぼフルラインナップ。マスコットのブービーバード(カツオドリ)が効果的にあしらわれたキュートなデザインの製品はとにかく映える! おしゃれキャンパーにとって欠かせぬ存在だ。

 

↑名作「ハリケーントップ」は、インレイと呼ばれる中糸のない編み技法を用い、柔らかな風合いと着心地の良さを追求。カラバリも豊富だ

 

まず押さえておきたいアイコンモデルはコレ!!

メイド・イン・USAをいまも貫くチャムスを代表するマスターピース

チャムスオリジナルスタンダードエンド

1100円

メガネやサングラスのテンプルを両端に差し込んで首にかけるだけ。至ってシンプルな製品だが、リリースから40年近く経ったいまでもブランドの顔として愛され続けている。上質な柔らかいコットンのおかげで、首が擦れることもない。

 

↑全長は約37cm。アジャスターで長さは簡単に調節できる。しっかりと頭に固定したいアクティブなシーンにも対応してくれる

 

↑カラバリは15種類。ボーダーや蛍光色など、遊び心を大切にするブランドの姿勢を示すポップな色も充実。アウトドアシーンでよく映える