GetNavi web×新日本プロレス コラボ連載
YOSHI-HASHI VS earphone
オーディオに詳しくなりたいYOSHI-HASHI選手が自分にピッタリのイヤホンを選ぶ!
新日本プロレスのYOSHI-HASHI選手がイヤホン専門店、e☆イヤホンさん協力のもと、自分にぴったりのイヤホンを探す企画。第3回目のテーマは、「地方遠征の移動中に使いたいヘッドホン」。プロレスラーは、日本全国のさまざまな地方へ出向いて試合を行うことが多く、その移動時間もかなり長いとか。今回は、そんな移動時間を快適に過ごすヘッドホンを探すことにしよう!
【PROFILE】
YOSHI-HASHI(ヨシ=ハシ)
少年時代からレスリングのキャリアを積み、アニマル浜口トレーニングジムでプロレスの基礎を学ぶ。07年2月の入門テストに合格し、新日本プロレスへ入門。08年7月、内藤哲也戦で念願のデビューを果たした。その後は、Jr.ヘビー級戦線に身を投じ、09年12月の大阪大会で、IWGP Jr.タッグ王座に初挑戦。2010年5月、「BEST OF THE SUPER Jr.XVII」に初エントリー。大ベテランのAKIRAから白星をあげた。「SUPER Jr.」最終戦で無期限のメキシコ遠征を表明。1年半に及ぶ海外遠征を経てヘビー級へ転向し、12年1月4日東京ドームで凱旋。髪を金髪に染め、YOSHI-HASHI の名で新日本プロレスのヒールユニット“CHAOS(ケイオス)”に入り、本格始動した。新必殺技は「カルマ」。天然キャラとしても知られ、「CHAOSの癒し系」と称されることも。
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【ご協力頂いたお店】
e☆イヤホン秋葉原店
国内外のあらゆる種類のイヤホン、ヘッドホンを扱う日本最大級の専門店。中古品も充実しているほか、アンプ・プレイヤーも豊富に用意している。断線ケーブルの修理やヘッドホンのカスタマイズにも対応。
住所:東京都千代田区外神田4-6-7 カンダエイトビル4F
長時間のバス移動で使えるイヤホンが欲しい!
今回のテーマは、「地方遠征の移動中に使いたいヘッドホン」。まずは、地方遠征の移動の様子について、YOSHI-HASHI選手に聞いてみよう。
ーー遠征での移動手段は主にどんな乗り物を使うのですか?
YOSHI-HASHI ほとんどがバスでの移動ですね。遠征に出る選手全員がバスに乗って移動します。これがけっこうな長時間になるので大変です。
ーーバスでの移動というと、一般の人でも長距離バスなどでは音楽を聴いて過ごす人が多いと思いますが、YOSHI-HASHI選手や他の選手も同じですか?
YOSHI-HASHI そうですね。バスの中ではほぼ全員の選手がイヤホンを付けています。例えば東京から青森の移動だと約8時間くらいバスの中。狭い車内だけに、体の負担も大きい。だから、音楽を聴いて気持ち良く過ごしたいと思うのは当然ですね。選手のなかには、周囲の騒音をカットできるノイズキャンセルタイプを使っている人もいますよ。
ーーノイズキャンセルタイプは、乗り物のエンジン音や周囲の話し声などをカットできるので、長時間の移動には最適。出張や長距離の移動の多い人に愛用者も多いです。YOSHI-HASHI選手もノイズキャンセルタイプに興味がありますか?
YOSHI-HASHI ノイズキャンセルも気になってはいるのですが、もっと興味があるのはオーバーヘッド型のヘッドホン。いつもはイヤホンを使っているのですが、案内していただいたe☆イヤホンの松田さんにオススメされたオーバーヘッド型には感心しました。フィット感が良く非常に軽いので、体への負担も少なく快適そう。これはぜひ試してみたいですね。
というわけで、今度はオーバーヘッド型のコーナーへ移動。こちらもイヤホンに負けず劣らず、圧倒的な数が並んでいる。松田さんによると、長時間装着するならば、大きめのハウジングを持つアラウンドイヤータイプが装着感が良く、オススメとのこと。耳をすっぽりと覆ってくれるので、耳が痛くなるようなこともなく、快適に使えるそうだ。
オーディオテクニカATH-WS1100は軽くて音が気持ちいい!
まず試したのは、日本のヘッドホンの定番メーカーであるオーディオテクニカのATH-WS1100(参考価格2万6740円)。力強い低音を実現した「SOLID BASS」シリーズのモデルだ。
YOSHI-HASHI わりと大きめのサイズなのに、装着するとすごく軽いですね。これは長時間つけっぱなしで使うのに合いそうです。それに音が開放的で気持ちが良い! ヘッドホンというより頭の周囲で鳴っている感じがして、自然に聞こえるのがいいですね。
e☆イヤホンの松田さんによれば、オーバーヘッド型の方がユニットのサイズが大きいため、音質には有利とのこと。もちろん、ある程度の価格のものの方が音質だけでなく、装着感も良くなるそう。その点、1万円以上のものから選ぶのがオススメだという。
おなじみの三本線をあしらったアディダスのコラボモデルをお試し
続いては、スポーツブランドのアディダスと、ヘッドホンや高音質ケーブルで有名なモンスターがコラボした、「adidas Originals by Monster オーバーイヤー・ヘッドホン」(参考価格1万9800円)。YOSHI-HASHI選手が聴いたブラックのモデルではみえにくいが、ヘッドバンドの部分にもアディダスのおなじみの三本線(スリーストライプス)が描かれている。ハウジング部分のadidasのマークも、スポーツ好きには気になるはず。
同モデルは平型のフラットケーブルを採用しており、絡まりにくいことが特徴。遠征などで持ち運ぶときにもすぐに使えて便利だ。
YOSHI-HASHI 音はなかなかパワフルで聴き応えがあったのですが、圧迫感が強くて疲れてしまいそうに感じました。長時間使うことを考えると気になりますね。
スポーツ向けのため、ジョギング中でもズレにくいようにホールド性を高めた点は、好みが分かれるところ。ただし、汗に強い作りなので、ジョギングやスポーツ用を探している人にはオススメだ。
ゼンハイザーの自然な音は自分の好みに近い
次はヘッドホンユーザーの間でも人気の高いドイツのブランド、ゼンハイザー。クラシカルなデザインでサイズの大きな「MOMENNTUM M2 AEI」(上写真・参考価格4万824円)と、コンパクトサイズで耳に乗せるタイプ「MOMENNTUM on EAR G」(下写真・参考価格2万6244円)を試した。
YOSHI-HASHI ゼンハイザーの音は自分の好みに近いですね。自然で気持ち良い音の広がりがあり、長時間聴いていたくなるような音です。ちょっと気になったのは、「MOMENNTUM on EAR G」がモデルによっては起毛タイプのイヤーパッドを採用していること。汗っかきなので、長時間装着していると濡れてしまいそうな気がします。
カラーにもよるが、皮革タイプのイヤーパッドもあるので、汗で濡れる心配がイヤなら、そちらを試すのも手だ。そのほか、先輩選手が使っているというbeatsや、ロボットのように変形して収納できる「THP-01」など、ユニークなデザインのモデルも一通りお試し。ファッション性も含めてさまざまな種類があることを知り、YOSHI-HASHI選手もヘッドホンの世界の奥深さに改めて感心していた。
お値段なんと27万円! ドイツの高級モデルの印象は?
最後はオーバーヘッド型の高級モデルとなるドイツ、ウルトラゾーンの「エディション8 カーボン」(参考価格27万2160円)。比較的コンパクトなサイズながらも、ウルトラゾーンらしい精密感のあるサウンドが楽しめるモデルだ。こんな高級モデルが、自由に試聴が可能なコーナーに陳列されているのも、e☆イヤホンのスゴイところだ。
YOSHI-HASHI これは凄いですね! 音が磨き上げられているというか、美しい鳴り方をしています。自分の世界に浸るという点では一番近い音だと思います。ただし、かなり高価なので、バスの移動中に使うにはちょっと贅沢すぎるかもしれません。
お気に入りはオーディオテクニカのATH-WS1100!
こうしてさまざまなヘッドホンを聴き比べてもらったところで、YOSHI-HASHI選手にお気に入りのモデルを指名してもらうことに。
YOSHI-HASHI オーバーヘッド型にもいろいろな種類があり、音の傾向も多彩で驚きました。なかでも一番気に入ったのは、オーディオテクニカのATH-WS1100ですね。音も好みでしたが、装着感の良さが決め手。遠征のバス内で長く聴いていても疲れにくそうです。ケースなどもセットになっていて、持ち運びしやすいのもいいですね!
というわけで、移動中に使いたいヘッドホンは、オーディオテクニカのATH-WS1100に決定! これを受けて、今回ガイドを務めてくれたe☆イヤホンの松田さんが、YOSHI-HASHI選手にATH-WS1100をプレゼント。YOSHI-HASHI選手は「本当にいいんですか!」と恐縮しつつも、うれしそうにプレゼントを受け取った。ぜひとも本機でバス移動の時間を快適に過ごし、遠征先でも大活躍してほしい。
さて、最終回となる次回の4回目は、多くの読者が気になっているはずのカスタムイヤホンの世界をご案内。世界にひとつだけのイヤホンをYOSHI-HASHI選手に体験してもらおう。お楽しみに!
【大会情報】
WRESTLE KINGDOM 11
[レッスル キングダム 11]
2017/01/04(水)@東京ドーム
プロレス界最大のビッグイベント、通称イッテンヨンこと東京ドーム大会が開催決定! 年に一度の闘い詣に日本中からファンが集結する。
※最新情報は新日本プロレス オフィシャルサイトへ
撮影/石上 彰(gami写真事務所)