家や建物など何でも作れる3Dブロックゲーム「マインクラフト」では、実際に遊べるパックマンをレバー付きの筐体込みで作ってしまう人もいました。そんな自由すぎるマイクラ空間に、なんと「すべてのポケモン地方を1つのマップで作り上げる」野望を目指す猛者が新たに現れました。
TikTokユーザーのthechunkyhippo氏は、7月中旬から巨大マイクラ×ポケモン地図の進ちょくを投稿し続けています。このプロジェクトを発表した動画では「すべてのポケモン地方を1つのマップで遊べるるマップ」にすることを約束しており、ゆくゆくはMinecraft Pixelmon modを通じて無料プレイできる予定です。
ちなみにPixelmon modは、マイクラ世界にポケモン世界のキャラクターやアイテムなどを追加できる非公式の拡張プログラムのこと。これを導入するとポケモンを繁殖させたり、鍛えることもできます。
8月3日現在ではTikTokの各動画で、初代ポケモンの赤・青・緑・黄・ピカチュウでの初期ルートのいくつかが作られる様子や、トキワシティが形を取っていく過程を見ることができます。とはいえ、序盤といえるハナダシティがようやく完成したばかりのため、まだまだ先は遠そうです。
ここで目指されているのは街や道だけではなく建物やジムまでぜんぶ入りのため、完全に作り上げるのは大変な大仕事です。そのためthechunkyhippo氏も最新の動画では、「一人でやるには大きすぎる」と助けを求めています。
そこで募集されているのは、「(原作)ゲームに忠実であること」を守るためのポケモン専門家や装飾担当者、地形作りや建築家、サーバー運営担当などのチームです。それらの人々をサポートするための寄付も呼びかけられています。
歴代ポケモンには多くの地方があり、最近は3Dに移行してディティールも複雑となっているため、再現はより難しくなる一方でしょう。すでにThechunkyhippo氏は、初代ポケモンの建物の外観と内部が矛盾していることを解決する方法を編み出してはいますが、「ポケットモンスター ソード&シールド」や「Pokémon LEGENDS アルセウス」などの移植は一苦労、どころでは済まなさそうです。
さらに、今後は「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」も11月の発売を控えています。果てしなく広がるポケモン世界をマイクラに持ち込もうとするthechunkyhippo氏の奮闘を、応援したいところです。
Source:thechunkyhippo(TikTok)
via:Gamesradar