米ガーミンは、持久力アスリート向けに設計されたスマートウォッチの新型モデル「Enduro 2」を発表しました。精度の高いGPSや耐久性、ソーラー充電など前モデルの特徴を引き継ぎながら、なんとGPSモードでも150時間のバッテリー持ちを実現したと謳われています。
このEnduro 2は繊維強化ポリマー製の筐体に、傷が付きにくいチタン製の背面カバーおよびベゼルを採用しています。1.4インチのAMOLEDカラータッチスクリーンは280×280ピクセルの解像度をそなえ、耐久性を高めるためにサファイアクリスタルで覆われているとのこと。
さらに標準でナイロン製のスポーツループバンドが付いてくるほか、別売りのGarminシリコンバンドにも対応。またWi-FiやBluetooth、ANT+(超低消費電力のワイヤレス通信)を搭載しています。
そして防水等級は10ATM(水深100mに相当する圧力に対応)で、32GBの内蔵ストレージには2000曲まで保存可能。ほか、夜間のトレーニングに便利なLEDフラッシュライトも搭載されています。
それに加えて体調管理に役立つ機能としては、心拍数(Garmin Elevate v4心拍センサー)、血中酸素トラッキング、睡眠、ストレスレベル計測のほか、ビジュアルレース予測(ランニング履歴とフィットネス記録に基づいてトレーニングの進捗状況を評価)など、多彩なフィットネストラッキング機能が搭載されています。
またGPS+光学式心拍計モードで150時間もバッテリーが持つというのは、先代モデルを大きく超えています。またバッテリー節約ウォッチモードでは最大550日間とのことで、こちらも先代(約130日+235日)を凌ぐことに。
こうした過酷な使い方が想定されつつも、非接触型決済のGarmin Payに対応しているのがうれしいところです。
価格は1100ドル(約15万円)で、すでにGarmin公式サイトで米国向けに販売中です。少しお高めではありますが、日本での発売も待ちたいところです。
Source:Garmin
via:GSMARENA