1901年にアメリカで設立された「Hanes(ヘインズ)」は、パックTシャツやアンダーウエアの展開で世界中で親しまれているベーシックアパレルブランド。120年以上にわたる歴史が物語るとおり着心地は極めて快適で、ファッションシーンからも厚く支持されています。
そんなヘインズが、特許取得の画期的なボクサーブリーフを発表しました。その構造を紐解き、いかに革命的かをご紹介。そして、GetNavi web編集部員が実際に体感して生活した感想もお届けします。
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“ポーチボクサー”で穿き心地が新境地に!
昨年アメリカで販売が開始されたヘインズのアンダーウエア、「COMFORT FLEX FIT(R) トータルサポートポーチ」が、ついに日本に上陸を果たしました。リリースに先駆け、GetNavi web編集部の3名が着用しましたが、口を揃えて言うのが「快適で楽」ということ。その話ぶりからは、これまで愛用してきたアンダーウエアの穿き心地が覆され、革命的と思わせるほどでした。ボクサーブリーフの概念を塗り替え、新たなスタンダードになると言っても過言ではないポーチボクサーの快適性に太鼓判を押しますが、一体なにが画期的なのか?
〈ムレない スレない 動かない〉特許取得のポーチ構造を採用
外見は一般的なボクサーブリーフと変わらないトータルサポートポーチですが、最大のポイントは内側にライナーが搭載された、「TOTAL SUPPORT POUCH(R)(トータルサポートポーチ)」です。これこそ編集部を虜にした、ヘインズによる特許取得のポーチ構造。
トータルサポートポーチの素材は、通気性と肌触りに優れたメッシュ生地が用いられ、ハンモック状の空間に局部がすっぽりと優しく収まります。つまり“ポジション”がキープされ、太ももとの擦れを防ぎ、ムレにくくなっているのです。
本体の生地は、環境に優しいテンセル素材とリサイクルポリエステルの混紡糸を使用して、ソフトで滑らかな肌触り。吸汗速乾性とニオイの発生を抑制するヘインズ独自加工の「フレッシュアイキュー」が施されているので、一日中快適に着用できます。
ウエストバンドには、優れた伸縮性が特徴のヘインズオリジナル「コンフォートフレックスウエストバンド」が採用され、腹部の締め付け感を軽減。また、太もも部分の汗をしっかりと吸収して、めくれ上がりにくい股下丈設計のためストレスを感じません。
実際に体感した編集部員の日常に変化は?
特許取得のトータルサポートポーチの構造や生地の素材、設計を見ただけで、快適さを追求していることがよくわかります。しかし、肝心の穿き心地は? 他との違いはあるのだろうか。体感してみた編集部員3名のリアルな声を紹介します。
【座談会メンバー】
GetNavi web編集長・山田(30代)
モノ・コト・暮らしを発信するGetNavi webを取り仕切るだけあって、普段から市場調査を欠かさない買い物好き。アンダーウエアはボクサーブリーフもあるがトランクス派で、自身のモチベーションを高めるために好きなデザインをチョイス。
GetNavi web編集部員・小林(40代)
GetNavi webで家電を担当。フットサルやキックボクシングなど、アクティブなスポーツを趣味に持つ。アンダーウエアは運動のときも普段から愛用している一般的な3枚パックを穿いている。
GetNavi web編集部員・小山(20代)
GetNavi webのYouTuberとして動画を制作。デジタル系ガジェットを使いこなす編集部の若手。アンダーウエアもソックスもスティーブ・ジョブズよろしく、すべて同じものを揃える。コスパと買いやすさを重視。
【その1】トランクス派も脱帽
小山 まず機能性よりデザイン性を優先し、普段トランクスを愛用している山田さん。今回のトータルサポートポーチで、トランクスとの穿き心地の違いを強く実感したのではないですか?
山田 ボクサーブリーフも持っているけど、ぴっちりフィットするのが苦手なんだよね。特に、最近のような暑い日は、下半身に窮屈さを感じたくないからトランクスを穿いているんだけど。このボクサーブリーフは違うね。このポーチ構造のおかげで、フィットしているけど、苦手な締め付け感ではなかった。伸縮性が高くて違和感がなく、適度に身体と一体化していて。
【その2】汗っかき体質も納得
小林 私は普段、一般的な3枚パックのボクサーブリーフを選んでいます。たしかにボクサーブリーフは締め付けられ感があり、ムレやすいです。しかし、今回のトータルサポートポーチを穿いてみて、違いがハッキリ分かりました。
小山 その違いって何ですか?
小林 汗っかきで、フットサルで少し走っただけでも滝のように汗をかくんです。股にも汗をかくから、アンダーウエアが濡れて不快感がありました。だけど、吸汗速乾性のある生地なので鼠蹊部(そけいぶ/足の付け根のややくぼんだ線より上にある三角状の部分)の汗を吸収してくれたし、トータルサポートポーチのライナーは通気性がいいメッシュ素材だから、すぐに乾いてとてもジメジメ感がなく快適でした。
山田 他にスポーツで感じた着用感はありますか?
小林 キックボクシングの時にも穿いてみましたが、ポーチ構造で擦れないことに加え、太もも上部までの股下丈が適度に優しくホールドするので、めくれ上がりにくいところも、いままで穿いていたボクサーブリーフとの違いを感じましたね。
【その3】「ポジション直し」卒業
小山 僕は普段デスクワークでゲームも趣味で、基本的に椅子に座っていることが多いんですね。普通に座っているだけでもポジションはズレるし、股に食い込んで、よく不快な思いをします。だけど、今回のトータルサポートポーチはそんなことがありませんでした。
山田 たしかに座り直す際にポジションの位置を直しがちだよね。大した事がないけど、1日の累計回数で考えると何回直しているんだっていう。
小山 たぶん、みんな気づかないうちに直していると思うんです。僕はYouTubeの撮影を自宅で1人でするんですけど、映像の編集作業は別のスタッフが担当していて。撮影中は1人だから、無意識にポジション位置を直していると思うんですよね。やっぱりその姿は、他の人にあまり見られたくないですよ(笑)。
小林 ほんと、他の人にアンダーウエアの位置を直している姿を見られるのは恥ずかしいですよね(笑)。
【その4】専用個室と生活が落ち着く
小林 トータルサポートポーチのなによりの特徴は、抜群の“ポジション”キープ力ですが、皆さんその効果をやはり実感しましたか?
小山 まず穿いてみて、それをすぐに実感しました。「なんか今日調子いい」と思って、よくよく考えてみたら、ここに収まっているからだと納得しました。
山田 「なんか今日調子いい!」って表現がぴったりだと思う。いままでの生活では気づかなかったような、調子いいと感じる瞬間があった。トータルサポートポーチがあるから、生地が密着しないで、局部がふんわりと包み込まれるような感覚だから、トランクス派の僕も穿きやすかった。
小林 キックボクシングやフットサルの脚を使うスポーツでは、太ももと擦れやすいんですけど、トータルサポートポーチのおかげで擦れることなく、脚を開きやすかった印象です。
山田 トランクスにはない収まりで、安心感がありました。部屋の間取りで例えたら、わかりやすいかなと思って。今までは1Rでその1部屋に太ももと局部があって、ルームシェアしているみたいな。でも、トータルサポートポーチがあると1DKになって、ちゃんと個室が与えられて落ち着いた生活を送れるような感じ。快適性がまったく違う。
【その5】シンプルな中にアクセントなデザイン
小林 山田さんは、普段デザイン性を重視すると話していましたが、その点はどうでしょう?
山田 今回濃いブルー(ブライトブルー)を着用しましたが、コーデの差し色になっていいと思う。誰かに見せるわけじゃないけど(笑)。そして、持っているアンダーウエアが全部、派手な色という訳ではないからね。無地だけど、このようにカラーが効いているモノもあるとバランスがいいと思います。
小林 ウエストバンドにブランドカラーの赤がラインで入っていて、ブランド名が施されているのも良いデザインアクセント。ファッション好きにはヘインズファンが多いから、穿いているとオシャレに気を遣っていることが分かりますよね。
山田 ヘインズにはファッショナブルなデザインのボクサーブリーフが多いから、トータルサポートポーチの今後のバリエーション展開が楽しみ。
【その6】トータルコスパは高い
山田 3枚パックのボクサーブリーフを愛用している小林さんとコスパ重視の小山くんは、価格は気になる?
小山 僕は納得の価格だと思います。1週間分の7枚を買ったとしても数か月着用するから、1日あたりに換算すると、数十円。それでこの画期的な快適性を得られるなら、投資すべきだと思います。
小林 ここ何年もずっと同じボクサーブリーフを購入して穿いていたけど、今回、快適なアンダーウエアの重要性に気づいて、毎日身につけるものなのでこのコスパは高いと思いました。
小山 あと、僕がアンダーウエアを選ぶポイントになっている肌触りもよかった。生地が柔らかくて、さらさらしていて気持ちいいです。こんなに楽で快適なら、今揃えているアンダーウエアを変えたいと思いました。
山田 この機能による穿き心地は、価値があると思う。全部を買い替えずとも、数枚持っておいて、その日の予定に応じて着用すれば、生活の質が上がるのではないかな。一度穿いてしまうと、このポーチボクサーの快適性からは戻れないと思う。
快適さは変わらない、股下ショート丈タイプも登場!
といった形で「買い」ポイントのトークが止まらない3人でしたが、GetNavi web編集部員が着用したタイプよりも、股下丈が短いショートタイプもラインナップ。カラーリングは、ブラックとブライトブルー(写真)とレッドブリックの3色展開です。
トータルサポートポーチは、タイプとカラーを好みに合わせて選べます。なにはともあれ、ムレない、スレない、動かないの3拍子揃った革命的なポーチボクサーをまずはお試しあれ!
撮影/松川 忍