デジタル
2022/8/22 10:45

MetaザッカーバーグCEOのVR自撮り画像、素朴すぎて話題に。「2002年のゲームソフトみたい」との声も

元FacebookことMeta社のマーク・ザッカーバーグCEOのVRアバター画像が素朴すぎたことが話題となり、後にクオリティをアップした画像を公開することなりました。

↑Image:Meta

 

ことの始まりは、ザッカーバーグ氏がメタバースアプリ『Horizon World』をフランスとスペインで開始することを発表するFacebookの投稿に付けたスクリーンショットでした。そこでは虚ろな表情のVRアバターが、素朴すぎるエッフェル塔やサグラダ・ファミリアの前で自撮りしており、まるで10年以上も時代が遡ったかのようです。

 

この画像がツイッターなどに拡散して一人歩きし、メタバースの未来に何十億ドルも注ぎ込んだうえに社名までMetaに変えた本人のアバターが、なぜこんなに無表情で生気がないのかと話題をかっさらったしだいです。

 

これではメタバースではなく2012年の(Wii Uや3DSのネットワークサービス)Miiverseのようだなどと、たとえ話も時を遡っていき、2002年の任天堂ゲームキューブ用ソフトみたいだとの声も飛び出しました。

 

その声に応えて、Wii用の『World Baby』(空想上のゲーム)パッケージ画像を自作する人まで現れました。

 

ザッカーバーグ氏はこれらの批判に言及はしていませんが、前に投稿した写真が急いで撮ったため「かなり簡素」だったと言い、改めて表情もありライティングもされた自分のVRアバターや、リアルに描かれた古代遺跡のCGを投稿。そしてHorizonのVRグラフィックにつき「大きなアップデート」を計画していると述べています。

 

さらにザッカーバーグ氏は「Horizonのグラフィックはヘッドセット(自社のMeta Quest 2など)でももっと多くのことができますし、非常に速やかに改善しています」と付け加えています。懐かしすぎる作風のVRアバター画像が、将来性あるメタバースと真逆の方向だったと気づいたのかもしれません。

Source:Mark Zuckerberg(Instagram)
via:Engadget