米グーグルのタブレット「Pixel Tablet(仮称)」において、GPSやセルラー機能を搭載しないこと、「第1世代Tensor」プロセッサーを搭載することなどを、開発者のKuba Wojciechowski氏が報告しています。
グーグルが今年5月に本体デザインを発表した、Pixel Tablet。2023年に製品が発売されること以外は、本体スペックや機能などはほぼ明かされていません。
Wojciechowski氏がAOSP(Androidの開発者向けプロジェクト)のコードを分析して得た、今回の情報によると、Pixel Tablet(開発コード:Tangor)は「Citron」と呼ばれる開発ボードをベースとしており、「Pixel 6」と同じ第1世代Tensor(gs101)プロセッサーを搭載しているようです。
また、GPSやセルラー機能を搭載しないことから、Pixel Tabletは外に持ち出さずに自宅で利用する、ミドルレンジ向けの廉価なタブレットとなるようです。
そのほかにも、グーグルが「タブレットを合体できる次期Nest Hub」を開発しているとの情報もあります。Pixel Tabletは、この次期Nest Hubの一部としても利用できる可能性があります。
現時点ではまだまだ謎多きPixel Tabletですが、できれば今回の情報どおりに、お求めやすい価格の製品として登場して欲しいものです。
Source: Kuba Wojciechowski/Twitter via XDA Developers