米マイクロソフトのSurfaceシリーズは、廉価モデルのGoやProモデル、クリエイター向けのStudioまで、用途に応じて様々なモデルが取りそろえられています。そんななか、初のゲーミングに特化したSurface製品が準備中だとの噂が伝えられています。
海外ゲームPC情報サイトThe Prime Gamingが報告した仕様によると、ディスプレイは16インチで解像度は2560×1440、リフレッシュレートは165Hz、ドルビービジョン対応でPixelSense Flow Display(Surface Pro 8等にも使われるブランド名)とのことです。
そして搭載チップはインテルの第12世代 Core i7-12700H(14コア)とCore i5-12500H( 12コア、2つのオプションが用意。。RAMはLPDDR4xで、16GBまたは最大32GBのどちらか。GPUは、Core i7モデルが最大でNVIDIA GeForce RTX 3070 Ti 8GB、Core i5モデルがRTX 3050 Ti 4GBのディスクリートGPU(CPU内蔵ではない外部GPU)を搭載するそうです。
ほかストレージは256GB、512GB、1TB、2TBの4種類から選べるリムーバブル(交換できる)SSDを採用。バッテリ駆動時間は、Core i7モデルが通常の使用で最大15時間、Core i5では最大16時間とされています。
また外部ポートはUSB 4.0/Thunderbolt 4 Type-C×3、3.5mmヘッドフォンジャック、Surface Connectポートなどを搭載。また無線はWiFi 6とBluetooth 5.1にも対応しているとのことです。
ほか筐体の素材はマグネシウムとアルミニウムの合金で、本体カラーはプラチナとマットブラックの2色。さらにゲーマー向け製品のため、Xboxアプリと1ヶ月間のXbox Game Pass Ultimateが同梱されるそうです。
これらの仕様は、今どきのゲーミングPCとしては標準的なスペックとも思われます。が、これまでビジネス向けやクリエイターだけに焦点を絞ってきたSurface製品としては、大きな方針転換にはなりそうです。
今回の噂が本当であれば、日本時間では9月23日午前0時からのSurface発表イベントでお披露目されるはず。チップがインテル版とArm版の2種類になると噂の「Surface Pro 9」の続報も、楽しみに待ちたいところです。
Source:The Prime Gaming
via:Wccftech